必要な傷つき

私のおじいちゃんみたいな存在の心理師に話した時に、言われた言葉。
2人目の彼氏と別れてすぐ、気持ちがぐちゃぐちゃになって、話したら、若いなあ、それは必要な傷つきだよ、と言われた。
その時は、いやいや、傷つきに必要なものなんてないよ、傷つかずに生きたいじゃんと思っていた。

でもふと、いろいろ思い出すことがあって、懐かしいなあ、あれも必要な傷つきだったなと思った。あれ、この言葉どこかで…と記憶をたどると、思い出したのは、上に書いた記憶。

今になって腑に落ちた。1年かかったな。

色々な場面で傷ついたけど、その場面がなかったら、その傷つきがあったから、人の温かさに気づけたり、自分のことを知れたり、今のステキな自分はいない。

自分の年表に不必要なものはなくて、だから、その傷つきも必要だった、この経験が今の、未来の、自分に繋がっている。人生には分岐点がたくさんあって、あの時こうなっていたから今こうなっている、というように道は繋がっている、と思う。