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全国の酒と嗜好品の傾向

◉コレも少し前に話題になって、言及しようとブックマークしていたんですが。すっかり遅くなりました。日本全国の酒(日本酒・焼酎・ビール・ウィスキー・ワインなど)や嗜好品(コーヒー・緑茶・紅茶など)の、消費量の比較データです。いやぁ、意外と言うか、驚いたと言うか。意外な地域が以外に消費量が多くて、驚きました。故郷鹿児島に関しても、意外な数字が出てきてビックリ。イメージとはだいぶ違うんですねぇ。

【酒豪遺伝子が話題になったのでお酒の消費量とお茶・コーヒーの消費量を調べてランキングにしたら地域ごとに好まれるお酒やお茶に特色が出ていた】Togetter

ヘッダーの画像は熱海ビール。地ビールは美味しいものが多いですね。

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■どんな酒が好き?■

まず、東北北海道の、酒好きぶり。なんか、南方の人間のほうが酒好きのイメージがあるんですが。もちろん、日本酒の本場は寒仕込みの東北ってのは、承知していますが。ウィスキーもビールも、東北が多いですね。なるほど、昭和の末期、サントリーの社長だか会長だかが、遷都論で「東北は熊襲の地域」と、関西人らしい差別心を丸出しにして、東北で大規模な不買運動に発展したことがありますね。熊襲と蝦夷をゴッチャにするのは笑い話だったんですが。

予備校時代の恩師が秋田の方で、実家に帰ったらまだ地元では怒っててt,それに比べて九州の人は寛容だねと、笑っていましたが。こんなにウィスキーを消費していたら、そりゃあサントリー、大打撃だったでしょう。で、九州は予想通り焼酎の消費量が多いのですが、宮崎がこんなに焼酎好きって、イメージがなかったですね。強いのは熊本、飲むのは鹿児島というイメージです。宮崎は温厚な人が多く、酒飲みのイメージがないです。まず、コレに驚いたのです。

■紅茶と緑茶の意外な消費量■

酒豪ということに関しては、高知も強いのですが。なんか熊本も高知も、酒類はまんべんなく飲んでて、意外な結果に。まぁ、まんべんなくってのが曲者なのかも。驚いたのは、緑茶。これは、鹿児島は人が来れば茶、ちょっと休憩といえば茶と、茶ばっかり飲んでる印象です。もちろん、生産量は静岡を抜いて1位。茶園場がそこら中にあります。なので、消費量もトップクラスだろうと思ったら。ぜんぜん普通、むしろ平均より少ないぐらい。これまた、宮崎県のほうが多いという意外な結果に。

鹿児島県民の頻度以上に、お茶を飲むとか、どんだけお茶好きなんだと。それどころか鹿児島県、紅茶の消費量が全国的には多い部類のようで。うそぉ……。紅茶なんてハイカラなもの、自分がガキの頃はめったに飲んでなかったのに。飲んでも、ティーバッグがほとんど。わが故郷、かわってしまいましたね。まぁ、紅茶の栽培には向いてるのかもしれませんが。紅茶とワインの消費量に相関関係があるので、大都市の文化だと思ってたのですが。

■各地の特色はイメージ通り?■

石川県とか、緑茶とコーヒーは好きなのに、紅茶はそうでもないとか、特徴が出ていて面白いですね。これは、料理とか甘い物好きとか、相関関係がありそう。九州だと、佐賀県が砂糖の消費量が多いんですよね。甘い物好き。でも、r徳田・紅茶・コーヒー、まんべんなく普通という感じ。逆に、長崎県が緑茶大好きですね。これも、異国情緒あふれる長崎は、紅茶とかシーボルトが推奨したコーヒーとか、好きそうなんですけどね。イメージが違いますね。

京都のコーヒー好きは、長く仕事で通っていたので、割と理解できます。あんがい、パンとかコーヒーとか、好きなんですよね。云うても長らく日本の首都で、外来文化は入ってきやすく、新シモン好きな部分があるので。これは、香道のお店が普通にあって、焙じ茶など香りを楽しむ文化があって、コーヒー豆の香りや紅茶の香りを楽しむ素地があったからなんでしょうね。興味深いです。肉の消費量とかも、地域ごとに特徴がありますしね。楽しいです。

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