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noteクリエイターサポートプログラム:企画案『表現技術解説マンガ制作 〜漫画・小説・アニメ・映画の視覚的表現技術を知りたい!〜』

◉noteクリエイターサポートプログラム、一人で1企画しか出せないという点を読み飛ばしていたので、改めて喜多野土竜案をひとつに絞り、再提出です。
名付けて『表現技術解説マンガ制作企画 〜漫画・小説・アニメ・映画の視覚的表現技術を知りたい!〜』です。

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それでは以下に、具体的な企画内容を。

▼必須項目

・支援してほしい活動の内容

漫画のみならず小説でも使える表現技法を、プロの漫画家(候補は複数人用意。一人をセレクトか複数人によるリレー形式かは、支援決定後に選定)を起用、平易に解説する漫画を制作したい。

よく「手塚治虫先生が漫画に映画の表現技法を取り入れた」という漫画研究者の文言を見かけるが、では具体的にどんな表現技法を取り入れたかの言及は、極めて少ない。というか、ほぼない。

そこで、具体的な映画の表現技法と、それがどのような形で漫画に取り込まれたか、加えてその表現方法は小説や詩文などの文学でも使用されている実例を、具体的に解説する漫画を製作する。

視覚的な表現技法の解説なので、文章よりも漫画の方がより具体的で、学びやすいと思われる。小説・漫画・アニメ・映画などを志すクリエイター予備軍や、ハイアマチュアに広く共有したい。

内容に関しては、数多くの投稿者をデビューに導いた実績で、証明済みの表現技法がベース。noteの宣伝支援もあるなら、数千人単位の人間に届く、費用対効果の大きな企画になると思われる。

繰り返すが、これは喜多野土竜というクリエイター個人への支援であると同時に、小説・漫画・アニメ・映画などの道を志すクリエイター予備軍たちにとっても、広く益する良企画と確信する。

・支援してほしい活動の時期や期限

noteからの支援がいただけるのなら、1回4ページの漫画全12回分の制作に入る。4話分ができた段階で順次、週1回のペースでnoteで無料公開、併せてTwitterなどでも公開する方式を予定。

note公開版では、漫画部分に補足的な文字解説を付加する予定。なので、時期はnoteからの支援が決定してから1〜2ヶ月後からの、公開という段取りになると思われる。故に期間はnote次第。

・支援を希望する内容

支援金を希望。用途は漫画家の原稿料。

1ページ15000円前後のところを12000円に下げていただき、4ページ✕12回=合計48ページに、扉用原稿1ページと告知用原稿1ページを加え、総計50ページ分の原稿料60万円の支援を希望。

漫画家の原稿に文字を入れ、補正を加えデジタルデータ化する製版料、外部に依頼する校閲料、タイトルロゴ制作料、デザイン料など合計15万円も、支援いただけたら助かるので、検討を希望。

当方の原作原稿料35万円は、支援いただけたらありがたいが、難しいようなら自腹でも構わない。その分を他のクリエイター支援に回すのなら、そちらの意義は大きいと思われる。以下まとめ。

・最低限、漫画家の原稿料60万円を
・可能なら諸経費を含む75万円を
・最大限可能なら原作原稿料を含む110万円を

以上のどれかを支援希望。イベントスペース「note place」の無償提供やイベント運営サポート、活動告知サポートも併せて希望する。作品の発表後、無料の交流イベントを開催する予定。

・プロフィールやポートフォリオ

本業は編集者。10年と2ヶ月の出版社勤務を経て、フリーランスに。漫画原作やパソコン誌のライター、コラム執筆、大学の非常勤講師、専門学校でのデザイン方面の講師など仕事内容は雑多。

漫画家志望者にシェアハウスを提供し、現在までに100人以上プロデビューしたトキワ荘プロジェクトを行うNPO法人LEGIKAの依頼で始めたMANZEMI講座は、数十人のデビューに達する。

MANZEMI講座は漫画の表現技術指南のみならず、小説や文章表現、名作映画解題など、内容は多岐にわたる。受講生の実績は、下記noteにまとめてある(なお他の講師の受講生は含まない)。

https://note.com/mogura2001/n/n383fdd6798a0

著作に関しては、共同ペンネームであるので、メンバー各人の単著については割愛する。漫画や書籍、ムック、電子書籍の発行数合計で40冊以上を19年間で刊行。累計50万部超えの作品も。

喜多野土竜名義では、集英社ジャンプS.Qでの連載をまとめた『S.QマンガゼミナールMANZEMI』や、鍋島雅治先生との講座をまとめた『MANZEMI名作映画解題講座『ローマの休日』編』。

Amazon・honto・紀伊国屋などの売上ランキングでジャンル別1位を記録し、英語版・フランス語版・中国語版も発売された、誠文堂新光社刊『⭕❌式で誰でも簡単!! パースがわかる本』。

村上もとか・星野之宣・平田弘史・植木金也・上條淳士など同業者から評価も高いベテラン作家&若手漫画家からの作例提供を受けた『⭕❌式で誰でも簡単!! 構図がわかる本』など著書多数。

文章表現については、従来の文法中心の文章読本とは毛色の変わった、句読点や記号の置き位置から表現を考察する、『MANZEMI文章表現講座①:ニュアンスを伝える・感じる・創る』がある。

『⭕❌式で誰でも簡単!! パースがわかる本』は好評につき、増補改訂版が刊行予定。ところでこのnote、各センテンスの文字数を揃えるなど、筆者の文章表現力をさり気なく誇示してもいる。

▼推奨項目

・支援を希望する活動をしたい動機・理由

動機は、文化発展に貢献したい。

具体的に付け加えるなら、前々からnoteやTwitterを利用した作品発表は実験的に行ってきて手応えも感じているが、より本格的に行うには、金銭的支援と宣伝・広告的な支援の必要性を痛感。

今回のnoteのクリエイター支援は、両方を満たす画期的なものであり、前々から温めていた企画を、世に問うチャンスに思えた。特に、宣伝の支援はより多くのクリエイターに益すると思える。

完成した作品をnoteで無料公開しつつ、電子書籍化やプリント・オン・デマンド版を有料で発売して健全な収益を生み、次回からは金銭的な支援はなくても、自前で企画を継続できると考える。

この企画は、note側も支援して終わり、の打ち上げ花火的な単発企画ではなく。いわば自立支援的な側面もあると考える。また以下の点で、note側にも支援のメリットが多い企画であると自負する。

・持続性と発展性と自立性がある
・クリエイター個人の支援で終わらない
・小説やアニメなど多方面に好影響
・今後の支援のモデルケースになる
・noteと連動しユーザー増加に貢献
・ノウハウの公開と共有がなされる

note自体が、作家個人の作品発表と収益化のプラットフォームとして、とても有効だと思う。実際、自分も毎月一定金額の売上や支援がある。企画が通ったら、収益化までの方法も無料公開したい。

今後似たような企画をやってみたい人にも、電子書籍制作やプリント・オン・デマンド版の制作ノウハウを共有し、noteのユーザー増加を促し、結果的にnoteの運営にも益するようにしたい。

 note運営の検討と決断を願う。

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ふぅ、なんだかんだで3000文字オーバーの長大な企画書を書き上げたぞい。長けりゃ良いってもんでもないけれど。でも引退する福留孝介選手も言ってますが、誠意とは金額。熱意とは文字数。

どぉ~ですか、おnoteさん!( ´ ▽ ` )ノ 123ダ~

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ