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自分のための一人旅

久しぶりのnote
最近は書きたい欲が減ってしまっていた。

3月、リフレッシュ休暇というものがあったので、
日帰りなんだけど栃木県益子町に一人旅に行ってきた。

まず、実は一人旅って時間をどう使っていいかが分からず、40歳にして未経験。
でも夫の「行ってきなよ」の後押しもあり、
なによりこの連休では普段できないことをしなきゃ勿体ないじゃん!と思い、
チャレンジしてみることに。(大袈裟)


そしてなぜ益子町を選んだかというと、
陶器の町だから。
和食器が好きだから、ここに行けば益子焼きを思う存分見て周れる。

もう一つの理由は、ローカル線に揺られ、ぼけーっとした時間を過ごしたかったから。
私が住むエリアからは、乗り換え4回、片道3時間かかるけど、そういう移動時間も貴重かなと。

移動中は、できるだけスマホを見ずに、外の景色を眺めた。
普段の移動だとすぐスマホ見ちゃうからね。

Suicaが使えない真岡鐵道に揺られて到着した益子駅

陶器市が開催されるときは混雑するみたいだけど、平日ということもあり、とても静かな町だった。

真岡鐵道
陶器のお店が立ち並ぶ、城内坂


のんびりと45分くらい歩き、
向かった先は陶芸体験ができるお店。

5.6個作り、そのうち3個を焼いてもらえるシステム


こういう体験を1人で申し込むとか、
大人になったんだと思う。笑
本気で酒器を作りたかったので、この日の為に長い爪を切って参戦。
スタッフさんが親切に教えてくれてありがたかった。

作った作品はお店に預ける。
時間をかけて焼いてくれ、2ヶ月後くらいに郵送してくれるんだって。

…と気長に待っていたら、先日いきなり作品が届いた!(さすが時差投稿)

わ〜嬉しい〜
お猪口のつもりが豆皿みたく平たくなっちゃったけど、それなら副菜とか入れちゃえばいいし。

右にある片口の酒器はバッチリ。
瓢箪型の徳利だと洗いにくいから、こういう形の酒器がほしくて。
ずっと探してたけどいいのがなかったので、作るという発想は我ながら良かった。

最近はお酒はほとんど飲んでないので、
いつかこれを使うのを楽しみにしたいと思います。


話は戻って、
陶芸体験のあとは陶器屋さんを何軒もまわり、
地元の外池酒造で地酒と会話を楽しみ、
道の駅でお土産を大量に買った。


それぞれ歩くには距離があるので、それぞれの場所で何回かタクシーを呼んだが、
タクシー会社に連絡をすると「先程のお客様ですね」と言われ、
同じ運転手さんが迎えに来てくれたのには感動した。


移動中、運転手さんが
「次タクシーを呼ぶときは、乗りたい20分前に『〇〇前に来て』って電話くれればここに迎えに来ますよ」
とまで教えてくれた。

「夏はこの一帯はひまわり畑になるよ」
「陶器市の時期は観光客がかなり多くて賑わうよ」
そんな話もした。

東京の無機質な人間関係にすっかり慣れてしまっていたけど、益子町では人の温かさに触れ、
再訪したいと思える好きな町になった。

貴重な経験ができた1日でした。

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