映画「ハムナプトラ」の魅力

周りの友達に影響されて、久々に投稿してみました。どうも、私です。

改めて自己紹介でもしようかとも考えたのですが、いきなりそれは恥ずかしいので、これまで私が影響を受けた作品やアーティストを、ちょっとずつ紹介していきまーす。
映画とか音楽って個人によって好き嫌いはあると思うのですが、少しでも魅力が伝わればと思います。

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最初にご紹介するのは、私の一番好きな映画「ハムナプトラ」!

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好きな作品はたくさんありますが、一番好きな映画を挙げろと言われたら迷わずハムナプトラ、絶対ハムナプトラ。王道のアクション・ファンタジー映画で、自分も冒険しているような気分になれる、最高のエンターテイメント作品です。この映画の影響で、大人になった今でも、私のアクションスターは主演のブレンダン・フレイザーです。また最近ネットで配信されはじめて、一部で話題になっているらしい。興味がある方はこの機会に是非!なんならDVD貸します。

1.ハムナプトラシリーズって?

今回紹介するハムナプトラシリーズは、1999年に公開されたアメリカのアクション・ファンタジー映画。当時は一般的にパソコンが普及し始めた頃で、最新のVFXがふんだんに使われていて、当時日本でも話題になりました。シリーズ1が好評だったため、シリーズ3まで続編が公開されていて、スピンオフ作品も公開されています。

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ハムナプトラシリーズ一覧
・ハムナプトラ/失われた砂漠の都(1999年)125分
・ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(2001年)130分
・ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝(2008年)112分
※原題「The Mummy(ミイラ)」

余談ですが実はこの作品、1932年に公開された「ミイラ再生」の2番目のリメイク作品で、近年では2017年にトム・クルーズ主演で「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」として3度目のリメイクも公開されています。

2.王道アクション映画「ハムナプトラ」

シリーズ1のストーリーを簡単にまとめると、色々あって、主人公とヒロインが悪いミイラを復活させちゃって、戦って封印して、お宝ゲットして、ムフフ!って内容の王道アクション・ファンタジー映画です。はい、わかりやすいね。

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当時9歳の私でも理解できるシンプルなストーリー展開に、個性溢れる登場人物たち、数々の見応えのあるシーンや、クスっとしちゃうような小ネタもアリで、約2時間飽きないで見られるんです。妹は5歳にも満たないぐらいでしたが、一緒に主人公や悪役の真似をして父に見せたり、この映画ネタでひたすらケラケラ笑っていました。シンプルに楽しみたい時や、無心で映画を見たい時にオススメです。(ハードな表現もあるので、苦手な人は小さい画面で見るのをオススメします)

ちなみにシリーズ2では、ジャングルの真ん中にそびえ立つ黄金のピラミッドを舞台にオコーネル一家がどんちゃん騒ぎ。リック達の息子、アレックスとのコンビネーションも見所。さらに強い敵が出てきます。サソリ男です。(スピンオフされるスコーピオンキング、演じたロック様が有名ですね) もちろんみんなが大好きなイムホテップもいるよ!!またシリーズ1で、なぜエヴリンが生贄に選ばれたのか、伏線が回収されます〜。

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3.「ハムナプトラ」の魅力的な登場人物たち

とにかく、登場人物のキャラが濃い!特に主人公の勇敢なリック×ちょっとドジだけど賢いヒロインのエヴリン、呪いの発端である悪役坊主イムホテップ×とにかくセクシーなアナクスナムン、この対照的なふたつのカップル無くして、この映画は成り立ちません。

まず主演のブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズがこの世の物とは思えないほど美しい。目に優しい。映画の序盤で主人公のリック・オコーネルは色々あって刑務所に囚われているところをヒロインに助けられて死刑を免れるんです。そんな状況で出会うので、髪の毛は伸び切って、小汚くて、野蛮で、第一印象は最悪なんだけど、後日再会したリックがとにかくカッコ良い。中盤ではヒロインのエヴリンが、舞台である中東の民族衣装に着替えて現れる。このふたつのシーン、リックとエヴリンそれぞれが恋に落ちる瞬間だと私は思っていて、キュンとしてしまう。好きになるのに余計な理由はいらない、そんなことを言われているようで、運命的で好き。

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その一方で悪役のイムホテップは、見た目が坊主でキャッチーすぎるし、アナクスナムンに対して一途なところがどこか憎めない。また彼は、お顔芸が得意です。時に呪術を使って何度も主人公達の邪魔をするんだけど、そこで使われているCG(前述したVFX)は迫力があります。また、エジプトの市民達の心を操って「イムホテップ!イムホテップ!」と大行進させるシーンは、お子様の心をグッと掴みます。私と妹はこのシーンを真似してゲラゲラしてた。このTHE悪役な感じがいいよね。

そして忘れちゃいけない脇役たち。女好きでお調子者、エヴリンの兄ジョナサン。イムホテップに続き、憎めないキャラ。ここぞ!って時で活躍。彼のセリフや持っているアイテムを気にしてみると、違った楽しみがあるかも。

また日本語タイトルでもある「ハムナプトラ(イムホテップが封印されていた墓場)」を守り続けている集団に所属するアーデス・ベイ。こいつがリックとは違うタイプのイケメンなんですわ。ソース顔が好きな民にオススメしたい。こんな濃い顔して、たまに無邪気な表情見せるのがたまらん。母性くすぐられる。

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THE脇役といえばリックの元部下・ベニー。ドラえもんで例えると、スネ夫ポジションのやつ。わかりやすく、せこい。ちょい役なんだけど、印象的。

4.スカラベというヤバイ虫

ハムナプトラを語るのに忘れちゃいけない存在。イムホテップの処刑時に一緒に棺に入れられた食肉虫のスカラベ。これはハムナプトラ独自の設定で、実際は人を食べたりしない、ただのフンコロガシです。集合体が嫌いな人とか、一部の人はトラウマになるかも。大量のスカラベに出会ってしまったら燃やすのがいいよ。エジプトに行く人は、覚えておこう。

ちなみに古代エジプトでは、フンを集めるスカラベの習性を神秘的なものとしていて、丸めたフンを太陽に見立てていたらしい。そのため太陽の神様と同一視して崇められていたので、作中の壁やモチーフにもスカラベがいるよ。太陽は復活・再生の象徴とされていて、スカラベを操るイムホテップはミイラからの再生・復活を目指していることを考えると、関連性が見えてきて面白いですね。

5.「ハムナプトラ」の注目してほしいシーン

①シリーズ1/エヴリンが職場で本棚をドミノ倒しにしちゃうところ→これはシリーズ2の序盤でオマージュされています。どこか探してみてね。

②シリーズ1/終盤の戦闘シーンでお手玉しているミイラがいる→戦闘シーンのミイラはそれぞれ面白い行動してたりする。

③シリーズ2/崩れかけるピラミッドで恋人に見捨てられるイムホテップの表情→捨てられた子犬みたいで切なくなる。

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最後に

公開から20年ほどたったハムナプトラシリーズですが、今見ても十分楽しめる作品です。また紹介した以外にも小ネタが隠れてたりするので、一度観たことがある人も、観直してみると楽しいと思います。

観たら感想聞かせてくださいね。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。(パッとまとめるつもりが、愛が溢れすぎて、3000文字近く語ってしまった…)


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