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内定式でスーツはNG、「内定フェス」の狙い

こんにちは。温泉道場グループの宮本です。

地域活性化とローカルリーダー輩出をミッションに掲げて、日々がんばっています。

「おふろcafé」というブランドの温浴施設や、グランピング施設の運営を中心に、新しく埼玉武蔵ヒートベアーズという野球チーム運営に取り組んだり、温泉・サウナ事業のサポートや、ローカル企業の採用・人事サポートにもチャレンジしています。

先日、2022年4月入社のメンバーの内定式を行いました。11名の方に参加していただき、またこれからの会社の成長が楽しみです!

去年までは、スーツを着てちょっと硬い雰囲気だったのですが、今年からカジュアルに楽しめるものに変えようと思って、内定フェスという企画にチャレンジしたのですが、これが思ったよりも良かったんじゃないか?と感じてまして、狙いとポイントをまとめてみました。


内定フェスのコンテンツ


いわゆる「内定式」のコンテンツ

内定式授与
会社ミッション、ビジョンプレゼン
入社するまでによくある困りごと解決相談

に加えて、

自社ハンバーガー、自社チーズケーキ、自社ビール
カクテル、モクテル
ロウリュサウナ3種類
DJ

などを提供し、カジュアルな雰囲気にしました。(本当は秋晴れのアウトドアで気持ちよくやれればよかったのですが、台風だったので屋内に変更)

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内定式って、何のためにするんだっけ?

なぜこういうチャレンジをしようと思ったかというと、HRメンバーでMTGしてる時に、「そもそも内定式ってなんでやるんだっけ?」と話題にでまして・・・。

2021年4月から、温泉道場グループは通年採用に切り替えました。月に1度、採用に関する相談説明会を実施していて、随時、面接やインターンにつなげています。新卒一括採用は実施していません。

ですので、一括内定式はやらなくていいのでは? という議論に一度なりました。

ただ現実的には、多くの学生の卒業タイミングは同じなので、応募も選考もタイミングは重なります。入社も4月になります。

結果、同じタイミングにアナウンスをした方が良いこともたくさんあり、一般的に内定式文化があり、期待している学生のメンバーもいる以上、内定式をやろうという結論になりました。

こういう話をしたため、内定式をする目的についての整理をしてみました。

・学生への正式な内定書授与
・最終的な内定合意の場(基本的には以後辞退しない)

というのが一般的な内定式の目的かと思います。

ただコロナ禍での採用活動をやっていて思うのですが、オンラインでの採用活動を活発化させたり、通年採用をしていると、2つ目の「最終的な内定合意の場(基本的には以後辞退しない)」という目的はあまり機能しません。特に、今のような社会情勢が不安定な時は、直前での辞退も起きやすいです。

となると「学生への正式な内定書授与」のためだけに、学生の方の時間をとって、社長や役員が集まるのか? ということになり、それもナンセンスなので、目的を整理するとこうなりました。

・会社のカルチャーを知ってもらう、楽しんでもらう。
・新しいサービスを体感してもらい、フィードバックしてもらう。
・仮に辞退になるとしても、サウナの色々な楽しみ方を知ってほしい。

こうして生まれたのが、新たな取り組み「内定フェス」です。


オンライン選考が増えるほど、リアルで会う場はカルチャーを

昨年度は、採用活動の中でオンライン選考を多く取り入れました。遠方に住んでいるため、一度も店舗現場を見れないまま内定・入社まで至ったメンバーもおります。

そうすると、オンライン選考は便利な一方、カルチャー・社員の雰囲気が伝わりづらく、学生メンバーから「もっと知りたい」という声が多くありました。

僕たちの採用の価値観に、「経営者の話や会社のビジョンへの共感は絶対大事。ただ、サービス業で働く以上、一緒に働くメンバーと気があうかどうかも大事。」という考え方があります。

ローカル企業では、オンライン選考を取り入れることで、これまで会えなかったであろう人と出会うチャンスがとても増えました。オンライン選考は便利です。

一方、企業カルチャーやメンバーの雰囲気と合うかどうかを体感できる場所が減ってしまいました。そのため、別の形で補っていければいいなと思ってい、この内定フェスは、ちょうどいい温度感だったように思います。

ということで、内定フェスの狙いについての記事でした。

これからのローカル採用では、noteだったり、youtubeだったり、voicyだったり、あの手この手で、遠方に住んでいる方にもカルチャーを伝える努力をしていきたいと思います。

内定者メンバー、4月にまたお会いできるのを楽しみにしています!

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サポートいただけると嬉しいです! これからも地方創生・温泉・サウナ・人事などをコツコツ書いていきますので、書籍の購入費用に充てさせていただきます。