ペンギン
土砂降りの僕の瞳が晴れるように
ぼくは下手くそな歌を歌うよ
儚い恋の結末が幸せの虹架けられるかな?
艶やかに映る君の姿ある夜に恋をした
笑う姿が見えて幽玄でいとをかし
勇気を絞って君に話しかけてみるけれど
なかなか楽しませてあげられない
数えれば数える程
当たり前なら当たり前
でも、特別なんだ君への想いのベクトルは
笑わない君の瞳が笑うように。
僕はお茶目にふざけみたよ
それでも笑わない瞳に何ができるのかな?
僕の知らない世界を知る君が気になっていた
触れ合った心が騒ぎ出し止まらない
君の小さな引き出しを褒めてみた僕だけど
君は少し困った顔で微笑んだ
真摯にあなたのこと
想っては空回りして
解けないイヤホンみたいに雁字搦め
好きと言わない僕が言えるような
舞台は整っては未だいない
観客のブブゼラの音が消えるまで言えない
変わりゆく感情線を伝えるシナプス
五感で感じるこの答えラプラスに聞いて
歪な愛が美しくなるように
ペンギンみたくペタペタ歩く
君と笑って愛を歌うそんな日がくるかな?
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