[詩]ビー玉みたいな世界生まれてしまった

言いたいこと叫べず
くだらないことに悩んでる
感情壁に投げつけて佇んで

比べてばっかの人生
やりたくないことばっかで
落ち込むことの繰り返して

確かめたいこの感情の行方は
恋路なのだろうか

切なさが怯えてる
苦しみはもう味わいたくない
心が瞬きする間に
世界は僕に牙を向いた
ビー玉みたい

描きたいのは愛で
パレットからこぼれる絵具
深層心理現れたみたいに

へし折られた筆では
綺麗な世界を描けないくて
涙色でキャンバスが埋まる

ただ普通に暮らしたいだけなのに
なんで不幸なのか？

歩みたい未来が折られ
信じてた人に裏切られた世界で
ざわつきだした心が
僕を冥府へと誘ったんだ
宝石みたい

やり直したい人生、やり直したい
何をすればいいか分からない
好きな人も家族さえも何もかも

もう一度この命が進む
自由な筆で笑える日常を強く
騒いだところで茶番
くだらないと駆け出した
ビー玉みたい