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失敗しない人に未来は作れない!未来へ至る9つのアプローチ方法の紹介!

こんにちは。もぐめっとです。

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最近運営しているCameconというサービスで自分でコンテストを開くことができる機能をリリースしました。ぜひ皆さんコンテストをご開催ください。
ちなみに私のコンテストは「Re: 写真下手くそコンテスト」というコンテストなんで、下手くそ具合を自負している皆さん。ぜひご応募ください。

今回は未来をつくる起業家 ~日本発スタートアップの失敗と成功 20ストーリー~という本を読みまして、その中で学んだ方法を作り手視点で4つ、経営者視点で5つ紹介し、そして、そこから実践できそうなアクションプランを紹介しようと思います。

どうやって新しい未来を作るか

起業家の皆さんは一体どうやって様々なアイデアを思いついて未来を作っているのか。この本を読むといろいろな思考、方法で作っているのかというのを知ることができます。最初は作り手視点でいくつか紹介いたします。

■失敗を貯めろ

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成長するために最も良い方法は自分の経験、特に失敗から多くを学んで、失敗を繰り返さないように失敗を自分の中に貯めて活かすことです。
また、自分の失敗以外にも他人からのアドバイスを書き溜めてそれを定期的に見直すことによって失敗を活かすようにしているとの紹介がありました。

自分もメモは結構しているのですが見返すという行動が足りないのでただ貯めるだけになっていてもったいないと思うところがあります。
また、さらに見返すだけじゃなく、アウトプットもすることでより自分の中により定着させられるのではないかと感じました。


■未来の作り方

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成功した起業家たちはどうやって事業のアイデアを考えたのか。そのヒントとなるお話がいくつかあったのでその方法を紹介します。
ある起業家は事業のアイデアは3年後、5年後の未来の人々の生活はどうなっていて、その時に当たり前になっているものは何だろうと、いつも考えていて、未来を常に思考することで事業を閃いたというお話がありました。

また、ショッピッ!というバーコードを読み取って最安値を教えてくれるアプリがあったのですが、そのアプリの原点となったのが、アメリカに旅行に行った際に、ショッピッ!と同様のサービスがあり、それが日本では使えなかったので、ショッピッ!を始めたというお話がありました。

他にも、成果報酬型の広告のビジネスモデルが日本にまだなかった際に、アメリカで同様のビジネスをしている会社がIPOしたというところで市場はあると確信して日本でも始めて成功したというお話もありました。

流行最先端のアメリカから日本に来るのに2-3年といった話をどっかで聞いたのですが、そういった日本で流行ってないものを日本に輸入してビジネスをするというのも一つのヒントになります。
ただ、ただ模倣をしても、アメリカと日本とでは文化や思考も全く違ったものになるので、大事なのはアイデアを出したあとに如何にチューニングしていくのかが大事なポイントになっていきます。


■必要とされるものを作る

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市場分析をして、「ここに機会がありそう」だけでは本当にいいものは作れません。「これは必要なのか?」と問うことで本当に必要なものが作れます。

本には載ってませんが、まこなり社長のスクール事業も、自身が体験した、プログラミングに困った時にいつでも聞ける人がいないという問題からスクール事業を作っていました。
自身の今までの体験からも必要なものを問うことでよりいいものが作れる例になりますね。

また、ものを作っていると、道に迷うこともありますが、そういう時には、「このビジネスをどうしたいのか?何を得たいのか?なぜ参加しているのか?強みは?弱みは?」と問うことで重要な役割分担をする物差しを提供してくれることもあるようです。


■作った後も進むことをやめない

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サービスが売れてその場で終わりではありません。継続的にそのサービスを伸ばしていく必要もあります。サービスを伸ばすために必要なことがグロースハックになります。

ランサーズでのグロースハック例が本には掲載されてましたが、その方法としては、Linuxのサーバログから追加開発・リリースをしてPDCAまわしたり、数字を見てKPIを決めて、毎朝集まってホワイトボードの前で今日は何をどうするかを決めて、エンジニアが2日以内に開発できるものだけをグロースハックして、つくってリリースしてまた数字見てっていうのを繰り返していたそうです。

特に数字ドリブンでの開発は明確な指標にもなるので、なんとなく実装するのでなく、そういった数字を意識しながら作っていくということはとても大事だと思います。
そういった意識がより良い未来を作っていく事ができます。


みんなで未来を作る

事業をしていくにあたり一人では限界もあります。そこで仲間を集めて仲間とともに事業を作っていくことになりますが、次に事業を経営する経営者視点で5つの方法を紹介いたします。

■仲間の集め方

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出典:仲間由紀恵

仲間由紀恵を集める、、、ではなくナマカ、、、仲間ですね。(ジェネレーションギャップある方いらっしゃるかもしれません)

仲間を集める方法として紹介されていた方法が、携帯電話の電話帳に載っている友人に連絡をして、一緒に働いてくれそうな仲間がいないかを片端から聞いたり、誕生会や異業種交流会などに足を運んで、なるべく多くの方と接点を持ち、ヴィジョンを語ることで良い仲間を見つけることができたとのお話がありました。

ちなみに、私はコミュ障なので、異業種交流会などのワチャワチャしてるところで良い出会いというのはなかったのですが、どこで人のつながりが必要になってくるかはわからないので、いい方法の一つだなと思いました。

独身の方でしたらもしかしたらワンちゃんいい出会いもあるかも・・・?!


■優秀な人材を定着させる

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会社を率いる者として大きなヴィジョンがあるほど優秀なプレーヤーを採用でき、それに鼓舞されてチームのテンションが上がっていいチームになるといった事や、会社のミッションに対して明確な具体的イメージをトップが見ていることをしっかりと言葉にして、メンバーがついていきたいと思う方向性を示すことが重要です。

トップが先を見えてないと社員もどこに行ったらいいか分からずに迷っちゃいますよね。


また、パッションも大事です。
企業は10やって9は失敗するようなことなので、失敗した際に乗り越えられる原動力になるのがパッションと仲間です。

これは私も確かに大事だなと思っていて、私が新卒時代、現在NobodySurfを経営している岡田さんと一緒の会社で働いていたのですが、当初からとてもパッションがある人で、私は別の部署だったにも関わらずそのパッションが伝わって自分もこの人と是非一緒に働きたいとなりました。(ただ、すれ違いで辞めて独立してしまったため、一緒に働くことはついぞ叶いませんでした)
現在、この会社のメンバーは岡田さんのパッションやビジョンに惹かれて多くの方が集まってサービスを作られています。
信頼できる仲間とパッションさえあればどんな失敗でも乗り越えて、いずれ成功に結びつけることができるんじゃないかと思います。

つまり、パッションがあれば何でもできる。イエスパッション


■社長の仕事

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出典: 北大路欣也(似非アニメ塗り)

社長の仕事の例として社員を幸せにするというのが社長の一つの仕事になります。では、社員を幸せにするにはどうしたらいいか?それは、機会と能力を与えることです。

最近何かと話題の半沢直樹でも出ていた中野渡頭取の例でいうと、半沢直樹を東京セントラル証券に出向させて、外の世界を見せ、経験を積ませるといった事をさせていました。
社員を想って機会や能力発揮の場を与えてもらった半沢直樹は頭取への信頼も暑く、そして何よりも期待に答えてやり遂げることによって、とても幸せだったのではないかと思います。

また、他の仕事の例としては、捨てられるものは捨てるという考え方もあって、餅は餅屋へというように、社員が得意なことのみをして、伸ばせること以外のことをしなくていいようにうまくとりまとめて、アウトプットを高めるというのも仕事であるというのもありました。

もぐめっと的には、他にも先ほど紹介したビジョンやパッションを伝えて、目指す道を指し示すといったところも重要な仕事の一つでもあるとは思っています。


■組織の作り方

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会社としてやる以上、組織は必要になってきます。人数が増えると社員の方と話す機会が圧倒的に少なくなってきます。その時にどうするかと言うと、全員で集まる合宿をやって、会社のビジョンを全社員に伝えたりしたりします。

また、ミドルマネジメントの教育・育成に力を入れ、その時の成長させる人材も能力があるかどうかではなく、自分と考え方について分身のように持ってる人材を採用して育成すると、うまくいきます。
大事なのはスキルより会社のカルチャーにフィットするかどうか。ということですね。

私の知り合いに、某ゲーム企業のインターンを受けて、大賞を取った人がいるのですが、いざその某ゲーム企業の面接にいったら落とされたという経歴を持ってる人がいます。
その某ゲーム企業もスキルはあるけど、会社にフィットしないといったところを感じてそうした判断をしたのかもしれませんね。


■安定は敵

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ここはもぐめっと的にとても大事なポイントだと思っているポイントです。

安定するということは衰退の始まりです。成功してそこで満足していると盛者必衰の理を表すというように、いつかは衰えてしまいます。
そのため、成功しても歩みを止めずにアグレッシブにどんどんチャレンジしていくことがこの先大事だと思います。

アクションプラン

平凡な私達が偉大なる未来を作る人に近づくためにできることはなにか?それを考えた時に私の中で3つのアクションプランを考えたので紹介いたします。

■いろんな場所へ行き、色んな人に会おう

例えば海外などの外へ行くと日本だけでは分からなかった考え方や、アイデアなどが出てきたりしていい刺激を受けることができます。

また、事業だけでなく人生においても人脈というのがたくさんあることで、いつか思わぬところでその人脈が活かされていい仲間とともに何かを作ったり、もしくは自分を助けてくれるきっかけにもなるかもしれません。


■失敗・成功談を貯めて活かす

先程も紹介しましたが、失敗や成功談をメモして振り返るというのは大事かと思います。

しかし、それだけでは自分に定着しないので、そこからさらにその貯めた内容をアウトプットすることで自分に定着させることができるようになります。


■普段不便と思うことにアンテナを貼る

新規サービスを考える上でも大事だが、それ以外にも作ったサービスとかで、初めて使ってみたというユーザの視点で使ってみると不便だなと感じるポイントも出てくるかと思います。そういったポイントを改善していくことでよりサービスも成長していくかと思います。

常にアンテナを貼る意識をしましょう!


所感

最後にこの本についての所感を示しておきます。

■何故か失敗談が頭に入らなかった

こんだけ失敗失敗言ってますが、私のメモを振り返ったら全然失敗の話についてメモされてませんでした。。。
今後はもっと意識して失敗談といったところにも目をつけて行く必要があるなと思いました。

■途中で飽きる

私の本の読み方のスタイルとして空き時間でちまちま読むという感じなんですけど、この本は20人の経験談が詰まった本になっており、一気に読まないと途中でだれます。一気読みをおすすめします。

(最低でも読み始めたら一人分は読み切るみたいなことをしたほうがいいかも)

■色んな人の経験談を効率良く聞ける

実際に会うことなく、成功者たちの経験談を効率よく学べるのでよいなと思いました。

■アメリカのサービスウォッチする

アメリカのサービスでスタートアップのランキングをしているサービスがあるのですが、そのページをウォッチしようと思ったのですが、そのページを忘れてしまったので誰かわかる人いたら教えて下さい・・・!


以上、ご精読頂きありがとうございました!


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