見出し画像

2022年のウェビナーの総括

あけましてめでとうございます。
OTSUNAGI株式会社 代表の茂木です。

OTSUNAGI株式会社は、ウェビナーのコンサルティングや企画代行を行なっている会社です。(以下、初めましての方に簡単に自己紹介をさせてください。)

・ウェビナーを起点に半年で1.5倍の売上増を実現
・これまで150回以上の企画、250回以上の登壇で満足度98.8%以上
・毎月受注するウェビナーの仕組構築を実現
・10業種20社以上のウェビナー支援実績
・「ウェビナー共催先をお繋ぎするFacebookグループ」を運営

昨年も、今回と同様に1年間のウェビナーを振り返った記事を書きましたので、その第二弾となります。
ただ、前職時代に勤めていた会社を退職し、2022年4月からの9ヶ月の振り返りとなりますが、ご容赦ください。

最後には、2023年に勝てるウェビナーは、どのようなものか、というのも私なりに解説しておりますので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

※2021年の総括は以下よりご覧ください。

運営1人で広告費0円のウェビナー実態

前職時代と比較し、全くの無名、広告予算もない弊社が取り組んだ2022年のウェビナー実績はこちらです。

【2022年ウェビナー集計】
・総開催数 :31回
・共催回数 :4回
・集客総数 :669件
・新規集客数:467件
・共催社数 :10社
・広告費用 :0円
・CPA   :0円
・ご契約社数:3社
・受注企業のうちウェビナー視聴割合:50%
・運営人数 :1.5人
・満足度  :98.8%

※リストは0からのスタート
※費用お支払いの上出展した展示会は除く
※上記数字はウェビナー施策単体での数値
※ご契約社数はウェビナー実施から1ヶ月以内に商談になり、受注に至った件数のみ記入しております。平均単価は月30万×3ヶ月〜6ヶ月の商品です。

OTSUNAGI株式会社 概要資料より


約9ヶ月の間に、様々な企業様のご協力もあり、月3~4回の開催は必須で実施する事ができました。

ちなみに、ウェビナーのコンサルティングや企画代行に特化をしている会社のため、企画内容は以下画像の通り、かなり尖っているものやニッチなものがございます。

2021年の際のウェビナー集計と比較して、よかった事、悪かった事を振り返ります。

よかった事

・広告費用0円で467件の新規リード獲得
→ウェビナーの一番の特権と言っても過言ではありませんが、共催会社様、視聴者様、自社の全員が嬉しい企画を作る事で、全く無名の弊社が広告費0円で新規の方々と接点を持つ事ができました。この後に説明しますが、前職時代と比較してかなり効率的に運営をする事ができました。

共催1回あたりの平均新規獲得数:約100件 
→認知拡大を目的とした、共催ウェビナーは4回の実施でございました。(2021年は39回)そのウェビナーにおいて、1回あたりの新規の平均獲得は100件と、2021年と比較して1.75倍になりました。(2021年は平均新規獲得数は57件)
ターゲットをきっちり絞り、最大限相乗効果のある会社様と共催をする事ができましたので、このような結果となりました。


・受注企業様14社のうち半分が1回以上ウェビナーを視聴(又は、経由)
→弊社の主な施策は、ウェビナーTwitterYouTubeFACEBOOKnoteです。ウェビナーを軸に様々な、SNSを経由していただいて、商談に至ります。その上で、個人事業主時代のお客様を除き、法人化した4月からのお客様14社のうち7社様がウェビナーを視聴又は、ウェビナーをご覧いただいた方からのご紹介でございました。
なぜ、この統計を測っているかは後半の「2023年で勝てるウェビナー戦略」でお伝えいたします。


・満足度98.8%
→2022年9月30日に出された、「ながら見」が7割。BtoBオンラインイベントの実態調査」にて、このような調査結果がございました。「満足度が高いと商品サービスの導入意欲が1.51倍高まる」。その上で、これまでの31回の弊社のウェビナー満足度を調査したところ、上記のような数字を実現する事ができていました。ちなみに、満足度は「求めていた情報」「新たな情報」かどうかで決まるそうです。参考にしてみてください。満足度を上げる事ができた理由の詳細は、別のウェビナーでお話しいたします。

悪かった事

もちろんながら、各種数字を伸ばすための反省がありますが、以下2点は特に重要事項として挙げたいものになります。

録画ウェビナーを有効活用できなかった
→ターゲットの課題の細分化を行い、生放送でなくても良いウェビナーについては、録画で回すべきだと感じておりました。
「録画だとうまくいかない」「離脱率が高い」「アンケート回答が低くなる」これは、嘘です。YouTubeでも、ハウツー動画が何十万再生されているように、設計と導線さえきちんと作れば離脱もされずに多くの方に視聴いただけるはずです。
作る時間がなかったと言えば、言い訳になりますが、今年はさらに力を入れていく予定です。

ウェビナー後の導線設計
→「ウェビナーをして終わり」「次に繋がらない」こんな話は良くマーケティング部内ではされています。たしかに、ウェビナーたった1回で商談に繋がれば嬉しいですが、そうはいかない場合がほとんどです。ましてや、「ウェビナーバブル」と言われているこの時代に、他者と差別化された内容を作るのさえ困難な企業が多いはずです。

だからこそ、ウェビナーを実施する前後で、他社と差別化をし、より興味をもってもらう必要があります。現在は、サンクスページで「ウェビナー攻略ch」などに繋ぎ連携しているものの、更に視聴者の方々の悩みや心理状態を把握し、最適なコンテンツを届けたいと考えています。


さて、ここまでが2022年の振り返りでございましたが、ここからは2023年、どのようなウェビナーをする事が最適なのか。

また、販促活動において、ウェビナーが最適施策になるのか。
ここを解説していきます。

2023年勝てるウェビナーはこれだ!

理由は後に話すとして、私が思うに以下3種類のウェビナーを使いこなす会社が優位性を持てると考えております。

そもそも、、、
「生配信」と「録画」
「一方向」と「双方向」
「対談式」と「講義式」
「単独主催」と「共同開催」
のメリット、デメリットを理解してウェビナーをされてる方は少ないです。

オンラインで、画面を通じた伝え方をする以上、世の中的には「映像コンテンツ」と、捉えられる訳です。
※比較対象が、テレビやYouTube、映画等になる

皆様のウェビナーは、、、

Netflixでアニメや映画を見るより「面白く、興味深い」でしょうか?

土日の休みでも見たくなるようなコンテンツは作れてますでしょうか?

つい、社内に共有したくなる内容やタイトルになってますでしょうか?

一つでも、「Yes」の回答がなければ、ぜひお伝えした3つのウェビナー形式を試していただきたいです。

詳細は以下に記載いたします。

①生放送/対談/双方向の共催ウェビナー

1時間の間に30分ずつ、
各社プレゼン形式のウェビナー、
もう見飽きましたよね、、、!?

確かに、既存のコンテンツでウェビナーを開催できる分、効率的に実施もでき、ターゲットの課題にさえあっていれば、三方よしのウェビナーになると思います。

まったく否定しません!!!


否定しませんが、、、

見飽きましたよね、、、!?(2回目笑)

そうです。コロナ禍もあり、動画で情報を収集する事に慣れてしまった我々は、BtoBのウェビナーですらエンタメ要素を求めたり、いわゆる「面白さ」を無意識に要求しています。

カメラの前で話す事に慣れていない方が、約30分もの時間、画面越しに情報を伝えるのには限界があります。
だから、ウェビナーは「ながら見が約7割」なのです。

一方で、ある企業は「オンライン番組」と名づけ一段階上のウェビナーを実施しています。予算を一定かけなければ実現できない、編集や演出を施して。

当然ながら、そのような企業のウェビナーは、見ていて飽きないです。

だからと言って、「じゃあ、予算をかけて会場を作り、編集に拘ろう!」は、安易な発想です。

まずは、企画を見直すと同時に、用意されたものを淡々と一方的に話すウェビナーではなく、対談式で視聴者を巻き込む、双方向の共催ウェビナーを実施してみてください。

画角が変わる(見る視点がいくつかある)、人間らしい表情が見れる。
これだけでも、視聴者はいつもと違った雰囲気でウェビナーを見る事ができます。
これが常時できるようになってから、演出を加えてみたり、配信方法に拘ってみてください。


②20-30分の講義式録画ウェビナー

一方向で講義式のウェビナーを実施するのであれば、これからは録画をうまく活用してみてください。
(登壇者の技量が高い場合は別)

①でお伝えした、「用意されたものを淡々と一方的に話すウェビナー」は、生放送だから飽きられてしまうのです。
これに編集が加わり、無駄な「間」がなくなり、倍速で聴けるようになり、ハウツーが詰まっていれば全く苦ではありません。

ウェビナーデータを40万件保有している、ON24社が調査した統計によると、「60分の録画ウェビナーは、冒頭10分の間に9割が離脱をする」と、記載がありました。

そもそも、10分の録画動画ですら、YouTube上では視聴維持率が40%以上で良いとされるレベルです。

それを、60分もの間、真剣に見なさい。という方が難易度が高いです。
それに、多くの企業が挑戦し、失敗しています。
なので、まだ録画を活用されてない方は是非試してみてください。


③双方向の相談会 ※オフラインも可

芸能人と生で話してみたいと思いませんか?

役に立ってくれた人に御礼を伝えたい時はありませんか?

Webで調べたけど、全然回答が出てこない時ありませんか?

一つでも、「Yes」があるはずです。

双方向の相談会は、やはり一定ニーズがあります。
常に、画面越しに役立てていれば、一回くらいこの人と話してみたい。と思っていただけます。

また、自分で調べて出てこない課題を速攻で解決してくれ、更に費用もお支払いせずに、色々とプラスの事を教えてくれる人には御礼を伝えたくなります。

そんな、心理状況になっていただけるようになるまで、コンテンツを磨かなければなりません。
その上で、双方向の相談会が有効になります。

ただ単に、相談会を開催しているだけでは、成果は出ませんし、そもそも集客はできません。

ウェビナーを、マーケティング/セールス施策の中で、どのように位置付けるかを定義されてから、双方向での相談会を検討してみてください。


早速、勝てるウェビナーを実践します!


早速ではありますが、自分で言った事は、まずは自社で実現して感想や反省を皆様に共有したいと思います。

今回は、「俺たちの企画のこだわり」というタイトルで、生放送/対談式/双方向の共催ウェビナーいたします。

1月24日(火)12:00-15:00開催

お申し込みはこちらからお願いいたします。


このウェビナーでは、様々な事を試してみようと思っております。
具体的な事は、実際に視聴いただいて実感していただきたいのですが、ざっくりお伝えしますと、、、、

・SNSとの掛け合わせをこれまで以上に工夫し、小さな成果も評価していく
・企画時点では、特に内容は決めておらず登壇者様とのお打ち合わせを通して、対談相手や内容を決めていく(実施済み)
・二次利用前提の企画設計
・視聴履歴の分析とアンケートに合わせた最適な後追い

ちなみに、ウェビナー=リソース(時間/予算)が掛かると、思われる方が多いかもしれませんが、このウェビナーは極力予算を抑えて最高の成果を求めていくものにします。

本ウェビナー終了後に、9社様を巻き込んだウェビナーの成果がどうだったのか振り返るウェビナーも行いますので、もし、ご興味あるかたは私のTwitterでチェックいただけると嬉しく思います。
※メールでもご案内いたします。

弊社は、これに留まらず2023年は様々な企画を展開し、その経験やノウハウを惜しみなく皆様にお伝えしていきます。
また、「ウェビナー攻略ch_OTSUNAGI」では、ウェビナー/オンラインイベントがうまくいっている企業の担当者様に、その秘訣をインタビューしていますので、ご担当者様は是非チェックしてみてください!
チャンネル登録もお願いいたします!


ここまで読んでいただいた皆さまへ


年始早々の貴重なお時間に、最後まで読んでいただきありがとうございます。
本来であれば直接お礼をお伝えしたいところではございますが、営業っぽくなってしまうので、各種SNSをフォローいただき全力で応援していただけますと幸いです!

ご登録や申請をいただいたからといって、すぐに営業したりしないので、ご安心くださいませ。たくさん学んでいただきたいです。

▶︎ウェビナー共催企業をお繋ぎするFacebookグループ(完全無料/審査制)
→共催先を探すのって大変ですよね。ウェビナー担当者同士の属人的な繋がりをしっかり共有できるようにFacebookグループにいたしました。完全審査制ですが、もしニーズがありましたらフォーム申請いただけると嬉しいです。

▶︎Twitter / YouTube / Instagramでウェビナーに関して発信中!

▽ほぼ毎日更新!タイムリーにウェビナーの事を呟いてます。


▽各社のウェビナー担当者へインタビューをして根掘り葉掘り聞いてます!ウェビナー担当者の方はチャンネル登録必須です!


▽記事が苦手で視覚的にノウハウを学びたいかたはインスタでお待ちしています!

ーーーーーーーーー
OTSUNAGI株式会社
HP:https://www.otsunagi.co/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?