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ウェビナーが好きすぎて、会社を辞めてしまった男

こんにちは。
茂木優弥と申します。


タイトルの通り、



ウェビナーが好きすぎて、会社を辞めてしまいました。



何故、ここまでウェビナーにのめり込んでしまったのか、自分でもよく分かっていないので、思考の整理も兼ねてnoteを書くことにしました。

まとまりもなく、長いこと書いてますが、全てただの自分の思考の整理です。


途中、ウェビナーに対する考えも言語化していますので、その辺りでは何か参考になるものがあるかもしれません。

まずは、初めてご覧いただく方もいらっしゃるかと思いますので、自己紹介をさせてください。

自己紹介

・名前  :茂木 優弥
・職業  :ウェビナーする人
・在住  :福岡県福岡市
・出身  :滋賀県
・育ち  :神奈川県
・職歴  :以下記載
 2019年   :アイセールス株式会社 入社
 同年     :一般社団法人未来起業家交流会 設立
 今年     :会社設立予定

▼やってきたこと

・2019年4月イベント担当として月2開催。資金調達の効率をよくするオンラインサロン「億単」へ約200人有料会員獲得
※ほぼコンテンツのおかげです。

・2020年イベント責任者として2,000人以上集客成功
└80社以上と共催ウェビナーの実施
└イベントマーケティング土台構築
※素敵なご縁がありました。

・2021年 年間50回ほどのイベント開催、累計5,000名以上を集客、半年で売上1,5倍の成長を牽引
└大型オンラインサミット開催
└営業も自ら実施、イベントマーケ土台構築

・2021年12月約100人のウェビナーコミュニティ運営開始

上記から分かるように、入社当時からひたすらイベントを開催してきました。


小学生の時から、何かを企画したりまとめたりすることが大好きで、中学生の時には、頻繁に「幹事」をしていたのを覚えてます。
私の感覚は、「飲み会の幹事」の延長線上にウェビナーが存在する感じです。


ウェビナーとは何か?

そもそも、ウェビナーとは何か。
私なりの定義ですが、目線を揃えてから思考整理の時間にお付き合いいただければ幸いです。

ウェビナーとは、、、
非対面で、zoomやビデオ配信ツールを用いてセミナーを行うこと。


カンファレンスやサミット、イベントとウェビナーの違い、ナーチャリング目的のことを、「ウェビナー」と呼び、新規獲得のことを「セミナー」と呼ぶ。
などといったように、各社によって定義がありますが、今回は前述したもので統一させてください。


また、共催ウェビナーというものもありますが、それはそれで何?と聞かれることがありますので、簡単に説明します。

共催ウェビナーとは、、、
2社以上で企画し、共同でウェビナーを開催すること。


これのメリットは、相互集客を行えることです。
普段ならお会いすることができない見込み客でも、共催先様がメルマガ等でウェビナーへの集客をしてくださる事で何十人、何百人の新たな見込み客と接点を持つ事ができます。


ちなみに、2021年は、共催ウェビナーを通して2,244名の新しい方と出会えました。
(ご共催いただいた皆様ありがとうございました。)

20211112_初回から高確率で成果を出すためのウェビナー開催方法 〜企画編〜_登壇資料 (1)

※昨年のウェビナーのまとめはこちらに記載しております。


共催ウェビナー開催における、私の感覚は、「お祭り」とか「大型の飲み会」みたいな感じですね。
(説明は、省きます。笑)

さて、そんなウェビナー大好き人間が、

なぜここまでウェビナーにのめり込んでしまったのか。


それを解明していきます。


理由①:ふと思い返すこと2021年の10月

ウェビナー配信ツールを提供されている、とある外資系の会社のウェビナーを見た時のことでした。


タイトルは、「ウェビナーを飽きさせない7つの方法」。
※うろ覚えです。


まさに当時の私にはぴったりのタイトルで、開催が待ち遠しかったのを覚えています。


当日になると、zoomとは違った配信システムで配信されており、またそれが非常に魅力的で、気づけば画面に釘付けでした。


一通りウェビナーを視聴し終え「はあ、ちょー楽しかったな!他のウェビナーないのかな」と、色々画面をいじっていると、あることに気づきます。


こんなにも楽しくて、



1秒たりとも他の作業をせず、



釘付けになって見ていたウェビナーが、






録画ウェビナー」だったのです。






私は衝撃でした。


大体多くの会社の録画ウェビナーは、ものすごく退屈です。
一方的なプレゼン形式のウェビナーであれば、YouTubeで2倍速で見たいのに、何の編集もせず一度録画したものをそのまま流しているだけ。
(これはかなりひどいです。)


そりゃ、参加者の皆さんも他の作業をしながらラジオ感覚で聴きますよね。


それはともかく、、、
とにかく、その会社のウェビナーは様々な工夫がなされており、それを自分が体現したい!!と心底思うようになりました。


これ以外にも、もう一つ、私をウェビナーにのめり込ませてしまった出来事があります。


理由②:大先輩の方々との大反省のウェビナー

2021年10月5日に、元 ベルフェイス(現 Offers)の堀さん、ユーザーベースの西脇さんと対談形式のウェビナーをさせてもらった時の事です。

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私も何十回とウェビナーの企画をしてきており、割と自信があったのですが、さすがエキスパートのお二方。
企画中、企画後にたくさんダメ出し(アドバイス)をいただきました。


本当にありがとうございました。


そのダメ出しがきっかけで、私は3者(主催者、共催社の方、視聴者の方)が全員嬉しくなるような企画をもっともっと作りたい!と思うようになりました。


もうこの時点で、アイセールス社のウェビナーだけでなく、他の会社のウェビナーも企画してみたい!と思うようになっていました。


本当にたくさんのお言葉をいただきました、、、

自由帳 (4)

西脇さんのTwitterはこちらから
https://twitter.com/nisiwako?s=20&t=pEwGUpbgKRHLUX0QMywVfQ


もう本当に感謝してもしきれません、、、。


これらの2つのストーリーがきっかけで、ウェビナーにのめり込んでしまったのだと思われます。


次は、

なぜウェビナーが好きか。


というお話し。まずは箇条書きで。

・単純に得意
・イベントが昔から好き
・PC1つと身体1つで何百人も集められる
・簡単に独自性を表現できる施策である
・ウェビナー中に参加者の態度変容を起こせる
・まだまだ未開拓な領域(イベントテック的な)
・エンタメ要素がなさすぎてつまらないため、面白くしたい
・共催ウェビナーという手段を使って色々な方と繋がれる
・顔も声も知らない人から大絶賛していただける

1つずつ更に深掘りしてみます。

・単純に得意
→きっと誰かと協力して何かを企画するのが好きなんでしょうね。このnoteの冒頭にあるように昔から企画をしていたので、回数を重ねるごとに上手になっていきました。ただただ量を重ねての結果です。


・イベントが昔から好き
→自分の誕生日会を自分で開催するほど、イベントが好きです。「何かのお祝い事、また、何かの特別な出来事が起きる」=「人が集まりやすい日」と勝手に脳が変換されます。
「イベサー代表みたいだね」とか、よく仲間から言われますが、まあ確かに。という感じです。


・PC1つと身体1つで何百人も集められる
→改めて考えると衝撃ですが、オフラインと比べてウェビナーは、約1/10くらいのコストで開催ができます。もうさすがに今後することはないですが、200-300人くらいのウェビナーもほぼ1人で企画〜運営〜登壇をしていました。少ないリソースで、大きなことが出来る。という点が、非常に魅力的に感じます。


・簡単に独自性を表現できる施策である
→今や多くの会社がウェビナーに取り組んでいます。toBマーケティングの領域においては、お役立ち資料、オウンドメディア、広告、SNS活用など様々な施策がありますが、中でもウェビナーは1番簡単に独自性を生める施策だと考えております。また、即効性のある施策なので、比較的早めに結果が目に見えて分かるため、運営していて面白いです。


・ウェビナー中に参加者の態度変容を起こせる
→お役立ち資料や、YouTube、オウンドメディアなどは、一方的に伝えるだけなので、聞き手や読み手の解釈で終わってしまいます。
しかし、ウェビナーであれば、ただ伝えるだけではなく参加者との双方向のコミュニケーションによって相手の興味度合いを一気に引き上げることが可能です。話し手の技量にもよりますが、その時間の中で「買いたい!」と思っていただくことも可能です。


・まだまだ未開拓な領域(イベントテック的な)
→誰でも取り組みやすい施策であり、且つ、一定の知名度さえあれば集客という観点では結果が出やすいからこそ、ウェビナーを細かく分解して極めている会社は少ない気がしております。
加えて、視聴時間やウェビナー中の視聴者の行動によって明らかに見込み度合いが異なるのに、そこまで分析している会社も少ないと感じております。

話はそれますが、そもそも、ウェビナーをラジオ感覚で聞くなら、ラジオを聞けばよいと私は思います。ウェビナーは参加型です。参加しないと意味がないのです。
その中で、どの程度前のめりに参加してくれているのかは重要な観点だと考えます。
途中で離脱もせず、Q&Aもしない、コメントもしない、全く反応がない方は、高確率で商談には結び付かなさそうですよね。
どれだけ参加者のエンゲージメントを上られるか、という観点でもまだまだ改善の余地は多くあると考えます。


・エンタメ要素がなさすぎてつまらないため、面白くしたい
→「これどこかで聞いたことあるな、、、。」という内容ばかり。まあそうなりますよね。決して悪い訳ではないのです。
会社によっては、同じ内容でも最新の事例などがアップデートされていたり、参加者に合わせて少しスライドを変えてみたり、一定の工夫はありますが、やっぱりイマイチピンときません。
TikTokを毎日2時間以上見ている私は、思うわけです。「エンタメ要素が足りないな。ウェビナー見てて笑顔になる、腹を抱えて笑うことがないな。」と。
短時間でのノウハウ凝縮型、著名人の対談など、面白さの基準は参加者によって異なりますが、もう少し独自性を出して、エンタメ要素を絡めてもいいんじゃないかなと思うわけです。
1番最悪なのは、ライブ中継でつまらなさそ〜に話してる方。つまらなさそ〜に話している人の話って、つまらないですよね。
普通の事だと思います。

参加者に、何か一つでも持って帰って欲しくて、参加者の方々の役に立ちたいと思う気持ちがあれば、熱量高く「本気で実践してほしい!なぜならその方が結果が出るから!」と、勢いよく伝えて欲しいですよね。
声が大きいとかではなく、この人、心の底から伝えたくて話してるな。というのは、すぐに見て分かります。


・共催ウェビナーという手段を使って色々な方と繋がれる
→私からしたらこれがウェビナーの醍醐味なのではないか。と思うくらい好きな理由かもしれません。
昨年末より、「ウェビナー共催企業をお繋ぎするグループ」というものを作りました。
営業という切り口で誰かとお会いすると、嫌な顔をされることが多いですが「もしよかったらウェビナーをしませんか?」は、誰からも嫌がられないのです。
この特権をかなり利用し、延べ100社以上のイベントマーケティングの方々と繋がることができました。
人と繋がることが大好きな私からしたら、これはたまりませんね、、、。

ウェビナー共催企業をお繋ぎするFacebookグループ

※詳細はこちらです。


・顔も声も知らない人から大絶賛していただける
→過去、オフラインのイベントでは、参加者の顔が見えないという事がなった訳ですが、今やほとんどの方の顔が見えないですよね。
なので、余計に、オフラインの時よりも参加者の表情を気にするようになりました。
どのようにすれば喜んでくれるか。どのように話せば伝わるのか。など、最新の注意を払いながらウェビナーをする訳です。
成功した際には、ほぼ全員から「大満足」という回答がもらえ、その後電話すると更に絶賛していただける。こんなに面白いことはないなと思っております。


今後の私はどうするのか

純粋に多くの会社でウェビナーの企画、運営、登壇を経験したいです。
まだ私は数千人、数万人規模のカンファレンスなどを企画したことがないので、そこも経験したいと考えております。

また、ある程度ウェビナーでは結果が出せましたので、この知見を元に様々な会社様のウェビナーの企画代行、コンサルティングなども行いたいと考えております。

各社の提供サービスとウェビナーという販促方法には、相性がありそうです。そこもご支援する中で見極めたいと考えております。

その他にも、その会社だからできる独自性というものがあるはずです。
どこもかしこも似たようなウェビナーをするのではなく、その会社なりの独自性を引き出し、ウェビナー市場を盛り上げたいと考えております。

すでに、8社ほどご支援させていただき、結果も出てきました。
(これだから楽しい、、、泣)

TwitterやらFacebookでも、何度も言ってますが、成功方法が分かった訳ではなく、これをしたら失敗するな。という失敗方法が分かった訳です。

アイセールス社もウェビナーのメイン担当は、私しかおらず、右も左も分からないまま、しなくても良い失敗をしてましたので、この経験を活かし1人ウェビナー担当の味方になりたいと強く思います。

ウェビナーに関するご相談は、いつでもくださいませ。
また、ここに宣言させていただきますが、おそらくこの1-2年は、ウェビナーだけしてると思います。正直それ以外興味が湧きません。
ウェビナーはただの部分最適でしかないので、その前後を担う、ISのプロフェッショナルの方、メルマガのプロフェッショナルの方、FSのプロフェッショナルの方、ぜひお力添えいただきたく思います。

今後とも、茂木優弥をどうぞよろしくお願い致します。

また、最後に自由にウェビナーをさせてくださったアイセールス株式会社の皆さん、本当にありがとうございました。

業務委託で、ウェビナーには引き続き携わらせていただきますが、一旦の区切りとして、こちらにて御礼をさせてください。

引き続き、どうぞよろしくお願い致します!


茂木

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