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本を買いました。

こんばんは、もげらです。

なんだか わーっ となって、本を買った。たくさん買った。
金額は一万円を超えた。

初めて一度に一万円を超える本たちを買ったら、ものすごく気持ちが良い。
本を買う行為って、こんなに気持ちが良いものだった? 今まで買ったことのないほどの本を買ったから?
「本、いっぱい買ってしまったな……」なんてまったく思わない。
「本、いっぱい買っちゃった〜〜♪ンフフ」くらいの気分。帰り道スキップできそうだった。実際は、本が重たくて暑くて、しんどかったけど。

本をたくさん買う行為って 麻✘的なアレなの……?? ※ 違います




まだまだ、読みたい本、買えていない本は山ほどある。

通販サイトの『お気に入り』、本屋さんのサイトの『欲しい本リスト』、手書きの『欲しい本リスト』、
その中の一冊を買っても、『欲しい本』は倍の二冊どころか五冊くらい一気に増える、なんてことはよくある。
しかも少し前に「欲しい!」と思っていた本が、今日には「それよりもこっち!」となる。よくある。

それでも、『欲しい本リスト』に一度入れた本たちを、削除することは滅多にない。
欲求は小さくはなるけれど、一度気になった本たちはやっぱりなにか気になる。

リストを眺めていると『Hey, そろそろワタシを買う頃合いじゃあないかい?』と訴えてくる本もある。
そういう本たちには、いや、ちょっと待ってね、まだ違うというか、いやぁ ね、欲しいんだけどね、ちょっと、待ってもらえます? としどろもどろな反応を返すので精一杯なもげら。甲斐性なしですまんな……

“いつか”は手にしたい、という想いはある。“いつか”は自分次第やぞ、と思いつつ。

実際に買える本と、欲しい本の比重がむちゃくちゃだ。



欲しい本は、欲しいと思ったそのときに買え、
買うだけ買って積読してもいい、
いつかは必ずまたその本を手に取るときがくる、
というのはよく聞く話。

欲しいと思ったときに買わずに居て、買えなくなって何度泣いたか——、
まあ、それは本に限っての話ではない。

理由は明確、財力。

財力がないのは、完全に自分のせいなんだけれども。「買っても大丈夫……?」って思ってしまうときは多い。だから『遂にワタシの出番じゃない?』と訴えてくる本たちを、曖昧な態度でかわしてしまう。

なんとなく、もげらみたいなのは、バカスカと本を買っていい人種じゃないような気さえして。そんなことないのにね。



それでも、今日はとても気持ちが良い。
いつもは買わないほどの本を買って、ウキウキしている。触って、ニコニコできる。
もしかしたら、いつもはしないことだからこそ、「ちょっとイケナイこと」をした気分なのかもしれない。

この気持ち良さが体験できるなら、毎月一万円分、本くらい、買ってもいいんじゃないのかな。
そうしたら、いつか、『欲しい本』はなくなるだろうか。いやぁ、そんなことないよね。
新しい本はこれからも出続けるし、出続けてほしいし、興味が変わったり気になることが増えたり、『欲しい本』は尽きないでほしい。

欲しかった本に触ることができるって、素敵。ありがとう。



読んでいただきありがとうございます。

2023.05.17 もげら

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