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ひとり遊びのススメ

久しぶりに余裕のある土曜の午後、何をしようかと少し考え、少し離れたところにある気になっていた本屋に行くことにした。

ちなみに、昨日行こうと思っていた本屋とはまた別だが、レンタサイクルを使うという行き方は引き継いだ。

近くのポートで自転車を借り、出発する。商店街を抜けると、まっすぐな道路沿いをひたすらがんがん漕いだ。
雲ひとつない冬の晴れで、少し寒いが気持ちが良かった。
目的地近くの公園にあるポートに止め、少し歩くと到着した。

目的地はときわ台駅というところにある、"本屋イトマイ"と言う名前の本屋さん。
カフェも併設していたが、カフェメニューよりもう少ししっかり食べたいなと思い、少し周囲を見渡したら、向かいに気になるカフェがあった。

"ラ パレット"というそのお店は階段を上がった先にあり、中は想像以上に広々としていた。
カレーも気になったけど、アフタヌーンティーセットがお得に感じて、頼んでみた。

これで1200円。紅茶もポットで出てきてうれしい。
席の近くの棚には、芸術新潮とナショナルジオグラフィックの雑誌が高く積まれていたので、芸術新潮のマティス展特集を見ながらのんびりお茶を楽しんだ。
特にプレーンのスコーンが、バターの風味がして美味しかったなぁ。

お腹がすっかり満足したところで、お目当ての本屋である。

暗めの照明と落ち着いた雰囲気、静かに本を選んだり、カフェのスペースでゆっくりする人。
ここ好きだな、とすぐ思った。

入ってすぐのところには、気になっていたひらいめぐみさんのサイン本を発見してテンションが上がる。
その横には古賀及子さんの本もあり、気になって手に取る。
そこまで広くない店内だが、ゆるくジャンル分けされた新書が本棚に詰まっていて、わくわくした。
ZINEなどのあまり普通の本屋さんでは見かけない本も結構置いてあり、そういう本と出会えたのも嬉しかった。

本日の戦利品はこの2冊。

店を出て、帰りの足となる自転車を確保するため、サイクルポートを探す。
すぐ近くにあったので、また元来た道をがんがん漕いで帰った。

歩くにはちょっと遠いなという距離でも、自転車があればあっという間だ。それにレンタサイクルだと、思い立ったその時に出先で乗れるのも魅力的。
個人的に100点の過ごし方だった。

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