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運動部活動経験が社会人生活で役に立つのか

思いはタイトル通り。
『今感じていることを伝えたい』『自分が今の考えを記す』という思いで書きました。
私は小学生からサッカーを始め、今もサッカーと関わりながら生活しています。
今年で社会人6年目になった私が今思うことを書き記します。

1.運動部活経験者は就職に有利なのか


「運動部活動経験者は体力に自信がある、根性があるから企業には需要がある」

こんなのはもう時代遅れもいいところ。
運動部出身者が体力や根性に自信があることは事実かもしれない。
だが、それがストロングポイントならいわゆるブラック企業、パワハラだらけの企業でも耐えられるということなのか。
今の就活する学生に聞けば必ず希望は福利厚生が充実しているホワイト企業が良いという。
それであれば「自分の長所は運動部だったから体力や根性に自信がある」というのは希望するホワイト企業に面接で伝えるには志望動機が弱いだろう。


2.サッカーが実際の商談に活きることはあるのか

「サッカーの話題が商談で活かせれば」
営業をしている私が商談でサッカーが話題になることはほとんどないのが現実。
偶然、息子さんがサッカーをしている程度ならあるがまだまだ野球が強いというのが日本の現状。
特に福岡県はやはりホークスファンが多いので、ホークスの話題で盛り上がることは経験がある。
接待といえばゴルフや飲食。
サッカーの話題が商談の世間話になることはほとんどない。


3.サッカーでの集団競技の経験は活きるのか


「集団競技を通して学んだ経験を活かせれば」
自分自身も様々な役割を部活で経験してきた。
その経験が社会人生活に有利に働いたと思えることはほとんどない。
そもそも構造が違うことに気づいた。
部活ではみんな好きだから努力する、勝つために努力する。
誰かに強制されなくても自主的に取り組む。
全員がある程度同じような価値観の中で形成されている。
社会ではみんながみんな勤め先が好きだから働く、結果を出したいから働く。
というのは大手企業ほどそうではないと思う。
一人一人背景が異なれば、働く理由も違う。
上司の指示通りに従うことが求められる。
そこに部活動での主将経験など全く関係ない。


4.まとめ

とここまではネガティブなことを書いておきながら、
「運動部活動での経験は社会人の役に立つ」
私はそう思っている。
なぜなら、

1.運動部活経験者は就職に有利なのか
→「その経験を通して何を感じ、何を実行し、どう改善でき、どんな結果を得られたのか」ということを明確に伝えられればその経験は明確な自分のストロングポイントを説明できる自己PRになっているはず。

2.サッカーが実際の商談に活きることはあるのか
→商談でサッカーの話題になることはほとんどないことが事実。だが、サッカーに限らず相手がスポーツ経験者や応援している競技があったりするものだ。そして、そういった話を共有できるのはスポーツに関心がない人よりも当然、経験者や関心のある人に話したくなるもの。サッカーの話題にならずとも、プロ野球、甲子園、相撲、ラグビー、マラソンなど幅広いスポーツの話題になってもある程度、その話を自分のサッカー経験の中で共通点を見つけ話すことが自分自身できている。

3.サッカーでの集団競技の経験は活きるのか
→スポーツと企業、違う組織に見えるがチームビルディングにおいては共通点が非常に多くあると日々感じている。働く理由はそれぞれ違うかもしれないが、目指す目標やゴールは同じ。ということはベクトルを同じ方向に向け、最終的にある程度同じ価値観の形成が必要だと思う。
特に主将経験は企業のマネージャーになるにあたって貴重な財産になるはず。
要は部活動で必死に努力したように努力するべきである。(私自身にも言い聞かせるために)
それが最終的に一人一人の幸せに繋がり、集団に貢献することで企業の一員として存在価値を示すことになる。


以上が現時点で私が感じていること。
立場が変わればさらに見方も変わるだろう。
当然、大手企業、中小企業、外資、スタートアップ、フリーランスそれぞれで感じること、考えることも違うでしょう。
要は『運動部活動経験を活かすも活かさないも自分次第だということ』
少なからずサッカーの経験は私の生活を社会人として娯楽として、人生を豊にしてくれています。

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