理想の書斎を作ってみた
つい先月、1LDKから2LDKの部屋に引越した。同棲している彼氏さんの仕事の都合もあるが、この間取りを選んだのには理由がある。そう、書斎を作りたかったからだ。
私の会社は、一年ほど前からほぼ在宅勤務になった。仕事はリビングにあるダイニングテーブルか、テレビ横に置いている卓袱台で行う毎日。食事の時は資料を片付けないといけないし、くつろいでいてもパソコンからメッセージの通知音が聞こえる距離。とにかく、仕事とプライベートが上手く切り替えられなかった。
彼氏さんも、自宅で仕事をするときは本や書類を広げることが多い。二人で話し合い、引越し先に書斎用の部屋を作ることに決めた。その願いを叶えるべく、築年数や立地を妥協して、予算内で収まる今のマンションを見つけ出したのである。
さて、ここからは1ヶ月かけて作り上げた、理想の4畳半をお見せしよう。
窓・床
まず、窓際をどうするか考えた。カーテンで良いと思っていたが、掃除のしやすさやオフィス感の出したさからブラインドを設置。
次にカーペット。フローリングのままでも良かったが、スリッパを履かない場所にしたいというこだわりから、タイルカーペットを購入。
なかなかいい感じ!ちなみに照明器具はジモティで定価8,000円くらいのものを2,000円で譲っていただいた。かなり節約できて嬉しい。
机
机はこだわりたかったので、手作りすることにした。ホームセンターで無垢材を購入し、裁断。色は迷ったものの、透明にしようと決めた。ニスを塗り、乾かし、ヤスリで削るという作業を数日間繰り返した。
机の脚はネットで見つけた。電動ドライバーで釘を打ち込む。彼氏さんが担当したのだが、なかなか大変だったらしく、手を真っ赤にしながら埋め込み作業を施していた。
本棚
欲しいメーカーがあったのだが、予算の兼ね合いもあり、ひとまず文庫本用の棚をネットで購入。収まりきらなかったものもあるが、よく読むジャンルの本は収納できたのでかなり満足。
そして完成した部屋がこちら。
手前が彼氏さん、奥が私の机である。モニターも新調。二つの机の間には、よく使用するコード類とゴミ箱を設置。背後には本棚。横には入り切らなかった校正講座の教材たちを並べた。本当は綺麗にしまいたかったけど、頻繁に使うし、ご愛嬌ということで!
モニターの高さが足りず、ティッシュ箱を置く形にしている。そのうちなんとかしようと思いつつ、便利なのでこのままでも良いといった感じ。木目柄の机は、奥行きをかなり広く作ったので、たくさん物が置けて使い勝手も抜群!
本棚には、小説や勉強道具、参考書を並べている。テレビは仕事でしか見ないため、ほぼ置物状態。椅子に座りながらも振り返ると見れる位置にあるのが嬉しい。そして、横にはお気に入りの観葉植物たち。緑があるだけで部屋の彩りが鮮やかになる気がする。
何も無い部屋から比べると、かなり満足度の高い空間を作り上げることができた。作業環境が整ったことにより、仕事のメリハリもついた。書斎を作る選択をして、本当に良かったと思う。
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