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岐阜県可児市の保護猫カフェmoffmoffです! 猫に関してのお話をしていこうと思います♪ ホームページはこちら! https://moffmoff.localinfo.jp

最近の記事

猫あるあるの困りごと③トイレの臭い

トイレの臭い、多頭飼いだと困っている方も多いのではなかろうか?今回はシステムトイレを使う多頭飼いの方にオススメしたい内容だ。 「純正のものできっちり揃えて使います!それ以外は使わぬ!」という方にはお役に立てないので申し訳ないのだが「多頭じゃないけど、安く済ませたい!あと臭いが気になる!」という方も是非お読みいただきたい。 基本的には「1週間に一度の取り換えで大丈夫!」という、固まる砂よりも手間のかからないところがシステムトイレの売りなわけだが、多頭飼いだと1週間はとてもじゃ

    • 猫の抱っこ

      前回のマナーにも通じるところはあるが、猫カフェをやっていると一定数いるのが、どうしても抱っこしたい人だ。年配の方とお子さんに特に多い印象だ。 気持ちはわかる。猫はふかふかふわふわで柔らかくて抱っこしたい。それはわかるのだが残念ながら、猫は抱っこが嫌いな子の方が圧倒的に多い。というと「うちの子は好きだったけど〜」と返されることもあるが、長年一緒にいる子と店にいる保護猫とでは違う。 店によっては抱っこは禁止というところもある。確かにその方が有無を言わさず、抱っこは全てダメ!とで

      • 猫カフェでのマナー〜店内編〜

        さて、入店前編に続き、店内でのマナーである。マナーの話なので、ルールとしては記載されていなかったり、店によってはOKの場合もある。とはいえ、このまとめた内容については他の猫カフェさんの話も併せて書いているので、そこら辺は臨機応変に・・・ ①大きな声を出さない これは普通の飲食店でも同じだろうが、猫は耳が良い為、特に気をつけていただきたい。静かに落ち着いている方が猫から寄ってきてもらえることが多いぞ! 特にお子さんは興奮すると大きな声になりがちだが、そこは親御さんがしっかり監

        • 猫カフェでのマナー〜入店前編〜

          先日、ご来店にあたり「何か気をつけることはありますか?」と聞いていただいたことがあった。簡単に言えば「普通の飲食店でもやらないことは猫カフェでもやらない」ということなのだが、やはり猫カフェならではのものもあるだろう。実は以前から猫カフェでのマナー動画を作ろうかと思っていたのだが、如何せん、腰が重すぎてなかなか取り掛かれないので、まずはこちらでまとめてみることにする。 さて、順に書いていこうと思う。うっかり以外の放屁やゲップなんかは猫カフェや飲食店に限らず、そもそもの話なので

        猫あるあるの困りごと③トイレの臭い

          猫トイレの話

          さて、今回は当店で使用している猫トイレ用品についてのお話を、せっかくなのでAmazonアソシエイトを駆使して書いてみようと思う。 トイレの種類 まず基本として、猫トイレには主に2種類ある。「固まる砂」か「システムトイレ」か、だ。 「固まる砂」は昔からある猫がおしっこをするとその部分だけ砂が固まるというものだ。こちらも鉱物から紙やおからまで色んな種類がある。そして自然界では砂をかいて用を足す猫は、「固まる砂」の細かい鉱物が一番好みやすいかと思う。主に↓のような砂使う。個人的

          猫トイレの話

          Amazonアソシエイトに登録してみた

          さて、題名の通り、Amazonアソシエイトに登録してみた。 隠すつもりも騙すつもりもないので全部説明するが、Amazonアソシエイトは所謂アフィリエイトなので、抵抗感のある方もいるかもしれない。 アフィリエイトとは? アフィリエイトとはなんぞや?と思われる方もいらっしゃるかと思うので、簡単に説明させていただくと、ホームページやブログなどからリンクを飛んで、購入や、会員登録などをするとホームページやブログの持ち主に報酬が入るという仕組みである。バナーが貼ってあるページを表示

          Amazonアソシエイトに登録してみた

          猫の肉球と目の色

          さて、以前に猫の毛色の話をしたのだが、猫の毛色と肉球の色はリンクしている。簡単に言えば、白の毛色の子はピンクの肉球、黒の毛色の子は黒い肉球をしているというわけだ。だから白猫で黒い肉球の子はいないし、黒猫でピンクの肉球の子はいない。三毛やサビならまだらな色の肉球をしているし、白黒ならピンクと黒の肉球をしている。 ついでに言えば、肉球の柔らかさも個体差がある。外から保護されたばかりの子は硬めだったり、室内のみでのんびり暮らしている子はもちもちの柔らかめだったり・・・でもやはりそれ

          猫の肉球と目の色

          日本と海外の保護事情

          お久しぶりのnote。楽しみにお待ちいただいている奇特な方がいらしたら、大変お待たせいたしました。 先日、普段はヨーロッパにお住まいだというお客様がいらした。あちらはやはり動物愛護の先進国。少しお話をうかがってみると、ペットショップでの生体販売はしておらず、野良猫や野良犬は殆ど見ない。犬猫をお迎えするときはインターネットでシェルターの里親募集している子が見られるので、それを見て気になる子を探すとのことだった。 やはり海外の方がITリテラシーや動物愛護に強いんだなと感じる。

          日本と海外の保護事情

          シニア猫のFIP③

          ②から続き さて、我が家のなびす子さん、FIPのお薬を飲み終え、1ヶ月。再度腹水も溜まることなく、体調は変わらず良さそう。というわけで血液検査に行ってきた。 今回は獣医さんですぐに結果の出る項目を調べてもらったのだが、結果は、というと前回よりも全体的な数値は良くなっている。ただ腹水は溜まってないので、腹水中のコロナウイルスの確認はできないし、血液中のものを調べても精度が低いとのことで、そこは未検査だ。 FIPの指標の一つにA/G値というものがある。これは今回の結果からも

          シニア猫のFIP③

          野良猫から家猫への道②

          ①からの続き TNRとは もう一つの方法、TNRとは「Trap(トラップ)」「Neuter(ニューター)」「Return(リターン)」の略で、捕獲して、不妊手術をし、元の場所に戻す、という活動である。この際、不妊手術をしたということが一目でわかるように片耳の先を少しカットする。これが所謂、桜の花びらのようで「さくら耳」「さくら猫」と呼ばれる。このさくら耳、まだまだ認知度が足りないようで、当店に在籍しているさくら耳の子を見て「誰かに齧られたの?」と言う方がかなり多い。齧られ

          野良猫から家猫への道②

          野良猫から家猫への道①

          あなたは野良猫を見つけた時、どうするだろうか? 「あ、猫だ〜」と思うくらいで何もしない方が大多数だろう。 ではそれが子猫や、めちゃくちゃ人馴れしていて甘えてくる子だったらどうだろう? 環境などから「自分にはどうにもできないな」と言う方もいるだろうが「どうにかしたい・・・!」と思う人も多いのでは無いだろうか。 ここで「ご飯だけあげる」は良くない選択肢だ。ご飯も勿論大事ではある。だが、その一回きりでは付け焼き刃だし、ご飯をあげるだけあげて「可愛い」だけでは無責任だろう。継続し

          野良猫から家猫への道①

          猫をお迎えするには②

          生き物をお迎えするということはその瞬間から命の責任が発生する。 毎日のお世話に休みは無い。自分の体調が悪かろうが、お世話はある。旅行だってホイホイ行けない。当然、お金もかかる。ご飯やトイレ用品、病院代などなど・・・なんやかんやとお金も手間もかかる。覚悟がないのであれば、生き物は飼えない。 そしてこれも何度も書いているのだが、絶対に「この子がいい!!!」とピンと来た子に出会えるまで色んな子に出会ってほしい。ただ可愛いからでは猫は飼えない。たま〜〜にあるのだが、お店は利用しない

          猫をお迎えするには②

          猫の健康

          猫は体調が悪いのを隠すという。そんな猫たちの体調に気づいてあげられるのは飼い主だけである。 わかりやすい体調不良というと、下痢や、くしゃみ、嘔吐。これらは体調を崩した時には比較的、よく出やすいし、気付きやすい症状だろう。逆によくあるのに気付かれにくい症状というのが膀胱絡みではないだろうか。血尿なんかは見た目ではわからない場合も多々あるし、トイレに何度も何度も行っていてもお仕事などで猫と一緒にいられない方はなかなか気付けないだろう。トイレ以外の場所におしっこをするのも病気の場

          猫の健康

          シニア猫のFIP②

          ①からの続き。 薬の話 MUTIANは一日一回同じ時間に12週間飲み続けなければいけない。一日でも忘れてはいけないし、時間は確か前後15分以内とかだったような記憶だ。 MUTIANを手に入れる方法は2つ。病院で処方してもらうか、個人輸入するか。 病院で処方してもらうとなると100〜200万と言われている。しかし未認可の為、使う病院も少ない。MUTIANを処方してくれる、うちから一番近くのMUTIAN公認病院は大阪。処方してもらうには一度受診しなければいけない。でもなび

          シニア猫のFIP②

          シニア猫のFIP①

          皆様はFIP(猫伝染性腹膜炎)という病気をご存知だろうか? FIPは猫コロナウイルスによる病気で、発症するのは幼猫が多い病気である。この猫コロナウイルスは、多くの猫が保菌しているウイルスなのだが、これが突然変異を起こして強毒化することがある。これがFIPウイルスと呼ばれ、体力の無い子猫などは致死率が高くなる。ちなみにコロナというと今、人間で流行っているコロナが思い浮かんでしまうだろうが、また別のコロナウイルスなので、猫と人の間では感染しないので安心していただきたい。 上記し

          シニア猫のFIP①

          保護活動は無料ではない

          前回の記事がありがたいことに、なんだかたくさんの方に読んでいただけたようで・・・今回の記事も読んでもらえるかな・・・とちょっとプレッシャー・・・ まぁ、それはさておき、今回の記事は「保護ボランティア」について、記してみようと思う。 「ボランティア」の一人歩き さて、ボランティアという言葉。誰しもがわかる言葉だろう。私としてはこの言葉がまず良くないと思っている。その為、私は保護ボランティアさんではなく「保護活動者さん」と呼んでいる。 wikiさんによると「ボランティア(英

          保護活動は無料ではない