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雨水

2/19~3/4頃は雨水(うすい)でした。
本格的な雪解けの季節です。

土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)

2/19~2/23頃
こてまで降っていた雪がしっとりとした春の雨に変わる頃です。
雪が解けてほんのりあたたかくなった地面が顔を出します。
イラストは福寿草。名前がすてきですよね。

霞始靆 (かすみはじめてたなびく)

2/24~2/28頃
冬の間は乾燥してからっとしていた空気ですが、春になると少しずつ湿度があがってきますね。
わたしの実家はまわりに畑があったので、この頃の早朝はあたり一面が霞に覆われたりしていました。
街灯が消える前のまだすこし暗い時間帯、景色がかすんでぼんやり浮かび上がる灯が幻想的でした。

草木萌動 (そうもくめばえいずる)

3/1~3/4頃
草木がどんどんと萌え出す頃です。
イラストはオオイヌノフグリ。
道端に様々な春の雑草たちが現れ始めると、春が大好きなわたしはドキドキしちゃいます。
草花・雑草図鑑をお迎えしたので、名前の知らない雑草たちのことをどんどん認識していこうと思います。


記事の公開日は3/15、雨水は足早に通り過ぎてしまいました。
雨水のあいだに近所では豊後梅が満開になっていて、昼休みにお散歩をすると梅のミツを食べにくるメジロさんに遭遇したりしています。

あとは、3/3がひな祭りでした。
今年は年中行事をやっていくぞと決めたので、節分をたおした勢いそのままひな祭りもたおしました。(たおすな。)

ただの米祭りになったし、なんなら当日に食べきれなかったので負けました。たおせてない。
ちらしはスーパーで購入後マイバッグに入れて帰ってきましたが、歩行時バッグふりまわしのプロなので家に着くころには具がぐちゃぐちゃになっていました。

ちなみに、実家には親がお迎えしてくれたひな人形があります。
押し入れから人形を出して飾るときの独特の匂いがなつかしいなぁ。
端午の節句で五月人形を出すまで飾りっぱなしのことが多かったです。
「しまうのが遅くなると婚期が遅れる」なんて迷信もありますが、小学生冬至から「どうでもいいかな」というかんじだったのであんまり思想は変わっていないかもしれません。

以上、雨水のふりかえりでした。

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