物事が気になって、考えすぎてしまう人は5人に一人ぐらいいる
先日世界一受けたい授業という番組を見ていた
苦手な人の顔色ばかり伺ってしまう繊細な人は「この人を嫌いになっても良い」と、人を嫌いになる自分を許してあげると楽になる
— ごとう/ストレッチマジシャン🃏 (@somunnko) December 12, 2020
凄いパワーワードだと思った#世界一受けたい授業
これを繊細さんという話のテーマでやっていた。
この繊細さんというのがいわゆるHSPの事を指す。
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person（ハイリー・センシティブ・パーソン）」と呼び頭文字をとって「HSP（エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
とあるのですが、完全にこれだなと38年間生きてきて知りました。
アメリカでは30年ぐらい前から研究されている内容でどんな症状か？というと。
これはまさに！と思う人が多いかもしれないです。
もっと、日常的な事だとカフェに入った時にいつもこんな事を考えています。
今このnoteを書いていますが、これを書いている途中を誰かに見られると完全に指が止まります。
人に見られている→文章を読まれる→こんな風に思うだろう→「思ってないよｗ」→どっちでもいい！とにかく見ないでくれ！
という所まで勝手に妄想しているので、人に見られていると出来ないことが多いです。
上記の話はめちゃくちゃ共感する。
街中でのんとなく怪しい人を見た時に時計を見たりする
— ごとう/ストレッチマジシャン🃏 (@somunnko) December 21, 2020
それはその人が犯罪者になった時に警察に「何時頃見かけましたか？」と聞かれたら答えられる様に
だけどそれを僕が教えたら今度僕が狙われる、真相を知っているのは僕だけなのに報復を恐れて誰にも教えられないジレンマという妄想を良くします pic.twitter.com/GkZsOQ6ExQ
こんな風に日常で常に思考と妄想が入り乱れながら生活しています。
特に僕は音に敏感です。
毎日カミさんと電車にのって仕事に向かうのですが、電車のなかでたまに口論になったりします。そしてカミさんはもちろんHSPではないので普通のボリュームで僕を指摘したり叱責したりします。
僕はこれが耐えらえません。
こうなった時に僕の思考は周りにいる人の顔色、もっと言えば目の動きを一瞬で察知しようとします。
そしてこっちに聞き耳を立てているであろう相手を見つけます、更に今僕の背もたれはどの位背中に触れているのか？等考えながら、カミさんの話を聞いて返答をしなければなりません。
物凄いメモリの使用量でまともな思考や答えが出せるわけがなく「声が大きすぎて全く集中できない、電車降りてからにしよう、人に聞かれている」という風になりますが、カミさんからすると「誰も聞いてないし、聞いていても忘れる！」という感じなのですが、この聞いている中に僕みたいな奴が一人でもいると録画しているように一字一句覚えていく奴がいる可能性もあります。
本当によく覚えています、今のカミさんと付き合うまで知りませんでしたが、僕は歌詞を覚える能力が異常らしいです。
人と比較したことありませんが、街中で流れているのを聞いたことある曲なら大体歌えます。
「よく歌詞覚えているね！？その歌すきなの？」とかよく昔聞かれましたが、僕からしたら「いやいや、好き嫌いじゃなくて、普通に街中歩いていたらさんざん聞くでしょ？むしろ勝手に覚えないの？」という感じで普通は覚えないらしいです。
だからこそ、人が行った言葉というのをよく覚えています。
その言葉を聞いたのは何日？までは思い出せませんが、昼だったか夜だったか？寒かったか暑かったか？そのぐらいは思い出せます。
言われたことを忘れません、なんでか？っていうと、そのシーンを何度も反芻するからです。
繊細がゆえに「こう言われたよなー、相手はきっとこう思っているよなー」これを本当にほぼ毎日思い返しているからです。
昔、小学生の頃忘れ物が多くて学校の先生によく怒られていた僕は、すべての記憶がビデオカメラの様にすぐ思い出せたらいいなぁ。。なんて思っていましたが、今はまさにそんな感じで思い出せますが、これはこれで厄介です。
なぜなら、そのシーンを思い出した時にそのシーンで抱いていた感情も一緒に思い出すからです。
理不尽な怒りを受けたり、納得してない話をされたり、自分が悪かったとか反省したり、するとその時の感情も一緒に思い出すので、相手にすると「え？そんなことあったっけ？」ぐらいなんですがこちらからすると「あなたが忘れたとしても、言ったという事実はなかったことにはならないから！」と思っています。
一見するといいたい事が言えない、相手に気を使いすぎ、優柔不断でコミュ障みたいなイメージを持たれがちなHSPですが、そのHSPの中でさらに三割はHSSというタイプがいます。
HSSとはHigh Sensation Seeking（刺激探求型）のことで、内向的で静かな生活を好む本来のHSPとは違い、どちらかというと外向的で好奇心が強いタイプを指します。つまり「HSS型HSP」とは、「非常に敏感なのに刺激を求めてしまう人」のことです。
いきなり突拍子もない、大胆な行動を取ったりするのがこのHSSです。
完全に僕はこれで、高校生の時のあだ名は「告り魔」でした。
そっちの方が面白そう！！これが何よりも原動力になります。
だから大好きだった会社を急に辞めたりしちゃうんだよな。。。
自分はHSPなんだな、って思えると色々な事が許せるようになります。
色々な事覚えていても、色々な事に気づいても、普通考えないような事を考えても、「なんでこんな事きにしちゃうんだろう？」とか「こんな事考えている自分って最低だな！」とかではなく、自分はそういう人なんだなという風に許せると行動や思考に制限がより無くなって、より生きやすくなっていきます。
僕みたいな奴が一人でも救われるといいなぁと思って書いてみました。
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