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都会から地方に移住して感じたメリット・デメリット

都会、それは華やかで楽しいけれど昼夜問わず張り詰めた緊張感が漂う場所。きらびやかな都会生活に別れを告げ、私は地方に移住した。
そこは、田んぼに囲まれ夜には蛙の鳴き声がゲコゲコと合唱している。

都会で育ち特に資格もスキルもない24歳女性がキャリアを一時的に切り上げ地方移住して3ヵ月が経った。

コロナ禍では、地方と都会を行き来する2拠点生活や、地方移住などが流行っているのもあり、今回は都会→地方で暮らしてみて感じたメリット・デメリットについて、一個人として生活面や仕事面から記してみたい。

1.縁もゆかりもない地方に移り住んだきっかけ

冒頭でコロナ禍で・・などと触れたが、私にはコロナ禍とは関係していない。
ざっくりと言えば結婚した夫の仕事先が地方だったから。
結婚×女性のキャリア×地方or都会というテーマを盛り込むと果てしないので、その件については、また別の会に回すとする。

夫も私も縁もゆかりも無い土地で暮らしていくことに、不安が無かったわけではない。もちろん、小さな不安が付きまとっていた。
しかし、生まれてから20数年間、他の土地で暮らした経験の無い私にとって、旅に出ていくようなワクワク感の方が勝っていたのだ。
日本だし大丈夫と気軽な気分だった。

仕事は、引っ越し先からは到底通えず、辞めて転職するしか選択肢は無かった。


引っ越し先エリアの求人広告を見漁って、培った少しのキャリアを活かせる職場が”いくつかは”あったので、問題なし!また仕事も再スタートしようと心に決めて、地方行きを決断する運びとなった。

2.都会から地方に越してきて約4ヵ月過ごしてみて感じるメリット

私が感じているメリット・デメリットについてランキング形式にしてみて5つずつ紹介していきたい。

1位・・・圧倒的家賃の安さ
2LDKの賃貸マンションに住んでいるが、家賃は驚愕の4万円台。

◎南向き、2階以上、風呂トイレ別の独立洗面台、オートロック、駅から10分以内、築15年以内だけ叶わずリフォーム済で築16年、スーパー徒歩圏内

この条件だと都会だと10万円以上はするはず。
駐車場代も相場は2000円~3500円程度のところが多く、都会に住んでいた時は1万円以上はしていたので、それに比べ破格の安さで生活の基盤は整えることができる。

2位・・・新鮮な野菜が安く手に入る
田舎だけあって、土地が沢山あり農家さんは多い。
スーパーでも安く地物が購入できるが、直売所なども身近で、安くて美味しい採れたての野菜が手に入る。
美味しく家計の節約にもなり、一石二鳥だ。

3位・・・アウトドアスポーツが手軽にできる
自然豊かな場所へのアクセスが簡単なので、登山やマリンスポーツ、またはキャンプや、ビーチでchill♪なんでことも安易にできる。


私も夫もアウトドアスポーツが好きなので、ありがたい環境だと感じた。


また、わざわざ人工的に整備された自然が感じられる施設などに行かなくても、近くの海や山などで、手軽に楽しめる場所を見つけるのも楽しい。


4位・・・地酒が豊富(お酒好きにはたまらない)
2位の野菜と同様、お酒の原材料となる米を生産する田んぼもとても多い。家の近くに、たまたま割と有名な地酒を醸造しているところがあり、自分たちが飲むにも、手土産としても、自慢の名品があり楽しい。
また隣の市や同県に複数、地酒の醸造しているところがあるので、当分は楽しめる。


5位・・・生活圏内がとっても静か(今回は良い意味で捉える)
都会で住んでいたときは、夜中も鳴り響くパトカーや救急車、ブンブンふかして爆走するバイクや、いつまでも明るいビル街で、派手な夜だった。

それもそれで楽しかったのだけれど、地方に来てからあまりにもぐっすり眠れるので、今まで意識しないだけで、騒音に邪魔されていたんだなと気づいた。
夜は静かにしっとりとした時間を過ごせる。

……………

ぱっと思い浮かぶ5つをランキング形式にしてみた。
些細なことかもしれないけれど、暮らしが楽しいと人生が楽しくなる。

鳥の鳴き声を聞いて朝の時間を過ごしたり、大きくて青々とした野菜を見つけに行ったり、稲の成長の早さに驚いたり。

そんな些細な暮らしの幸せを、地方に移住して初めて感じられるようになった。

都会での暮らしも違った楽しみがあったのだけれども、今はここでの暮らしが自分にしっくり来ている。

次回は、デメリット編も考えてみたいと思う。


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