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病院でしなくなった握手

アレルギー治療で定期的に病院へ通っています。

ドイツへ来た当初には驚いたのですが、ドイツでは(コロナ前は)、診察室に入るなり、先ずは先生と「はろー」と握手をするのが普通でした。
握手してから「今日はどうしました?」と診察が始まるのです。風邪で熱が出て町医者さんへ行っても、歯医者さんへ行ってもです。
患者と担当医が会えばまず、「はろー」と「握手」でした。

が、コロナで状況は変わりました。

握手なし。コロナ禍で行った病院では、診察室にわざわざ「私達は無礼なわけではなく、お互いを守るために握手はしません。ご理解ください。」と張り紙がされていた事もありました。

そして、今ではもう、公共交通機関に続き、最後までマスク着用義務が残っていた病院内でもマスク着用義務がなくなり、ドイツでは何処へ行ってもコロナ前と変わらぬ様子に戻っています。

ただ、ほぼ通常に戻った今でもまだ、どのお医者さんを訪ねても握手はしないのです。目を合わせて、口で「はろー」と挨拶するだけです。

病院での握手文化は、もしかしたらこのまま消えていくのでしょうか。それともいつか、また「はろー」&「握手」が復活していくのでしょうかね…。


2023年8月16日


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