娘ちゃんの長期滞在が消滅したと思ったら、息子くんが超長期滞在だそうです。

16日から息子くんも夏休みに入るので、17日から4人で1週間ほど夏休み旅行をします。コロナの事もあって人混みは避けたいというのもありますが、家族皆が自然が好きなので山歩きに行く予定です。※

その後、娘ちゃんは彼氏との自転車旅行の為に帰宅し、息子くんは我が家に残るそうです。
なんと、6週間。普段は実母と半々で3週間ずつ過ごす夏休みを、コロナで長期間会えなかったからか、全部我が家で過ごしたいのだそうです。実母とは今年は旅行もしないのだそう。
それを知ったのは、こちらへ来る為の電車チケットを買ったことを(チケット代は私達が払うのですが、購入は子供達に手配させています)確認した時でした。

そんな超長期滞在は初めて。

いや、チケットを買う前に、一言こちらの都合も確認して欲しかった!来たいと言われれば断らないのですが、いつもの3週間滞在だと思ってその後に夫婦の旅行予定を入れていたり、私の友人との旅行予定を入れていたりすることもありますし。

動揺して思わず子供達に、「そう言った場合だってあり得るから、今回は大丈夫だけれど、未来では先に知らせるようにしてね」と伝えたら、コロナの事もあって予定が立たずごちゃごちゃしていたから…でもなんでも予定入れてたっていいよ、もう小さい子供じゃあるまいし、留守番だって出来る、旅行だって行ってくれていいよ、との事。
いや、何かを予定していた訳じゃ無いので大丈夫ですけどね、一応「相手の都合を確かめる」という習慣はつけておいて欲しいと言いましょうか。成る程…、子供達の中では、本当にこの家はもう、もうひとつの実家感覚なのではなかろうか、と思いました。(いや、実家でも、一応先に伝えますけどね。)

夫に確認すると、随分前に夏休み全部をこちらで過ごすかも知れないと息子くんから言われたけれど、まだどうするか分からないという話だったし、僕も仕事の都合もあるし、チケットを買う前に一言欲しかったのは分かる、と言われました。
そう言われれば、当時、私も夫からチラッと聞いたような気もしないでもないような。でもその頃に、夏休み前に娘ちゃんが1ヶ月間滞在しに来るという話が出たので、そちらに気がいっていたのかしら。

娘ちゃんの1ヶ月滞在宣言でプチパニックを経験し、それなりに覚悟を決めて消化したからか、今回の息子くんの超長期滞在宣言も動揺はしますが、なんとかこなせる気がしないでもないです。
けれど、普段の生活リズムが崩れることは確実で、それが6週間も続くなら精神的な疲れとの戦いがあるだろう事は想像出来ます。
もしくは、3週間以上で慣れて、普段の夫との2人暮らしの時のように、私もリラックスして過ごせるようになるものでしょうか。

また未知の経験へ踏み込む訳ですが、なんとかなる! 修行中のポジティブ思考は何処へ行った!と、気持ちを奮い立たせるのでした。子供達がここをもうひとつの実家だと思ってくれているのなら、私もこの生活リズムの変化に慣れ、子供達の長期滞在にも動揺せずに受け入れられるようにならなければ…、そんな時期なのかも知れません。この夏休みの経験がその経験値となって私の身に染みついてくれるといいなと思います。



2020年7月12日

※日本では、ドイツの一部の工場や集合住宅でのコロナ集団感染が取り上げられて報じられていますが、ドイツ全土では規制が順次緩められている状況です。夏休みの旅行は規制に沿って計画したもので、宿泊も、多人数が利用するホテルではなくキッチン付きの住宅に家族のみで過ごします。


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