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瞬発いいねからの考察

ツイッター、インスタグラム、YoutubeShort、note、あらゆるSNSではスクロールすれば実に大量の投稿を瞬時に見ることができると思います。

目にはしているけど、読んでいない、観ていない。読んでいないのに、いいねを押したり、読んでいないけどなんとなく惹かれて、あるいは初めの一言のみで惹かれていいねを押したり、私はこれを瞬発いいねと(勝手に)名付けています。

結構、私がやってしまうことなのですが、たぶん同じことする方が多いのではないかと思っています。いいねで足跡残しとか、そんな明確な目的があってやっている方もいるかもしれませんね。

瞬発いいねは、ちゃんと読んでいない、吟味していない、それについてほんの一瞬しか頭のメモリを消費していないということで、一見意味のない行為のように思えますが、むしろそんなにも一瞬で自分の心が惹かれた投稿というのは、分析の価値があるのではないか。と思えてきました。例えば、投稿者のアイコンに自分が直感的に惹かれる色、もの、雰囲気があるのかもしれない。自分が直感的に惹かれる、文章の区切り方(余白の多さ)、タイトルの長さがあるのかもしれない。すでについているいいねの数に惹かれているのかもしれない。文中に『』があると、目に留まるのかもしれない。

自分の趣味嗜好を知り、また、どんな投稿が同類を呼ぶのか、分析できるのではないか。

ということで、私の瞬発いいねの傾向を少し考えてみました。

まず、写真つきでない。(あっても人物が映っていない。)
文中に『』があると惹かれやすい。(この場合は少し読む)
である調である。
投稿者のアイコンが、落ち着いた寒色だったり、シンプルである。
いいねの数が万を超えないが、千以上である。(noteは別)
気づきというよりも主張である。
~や!、顔文字が使われていない。

などなどの共通点がありました。主張である、ということは一瞬目を通すとわかることですが、なんとなく気になりいいねを押してしまう。

なぜかはわかりませんが、ただの感想というより、主張、意見を観たい気持ちが自分に強いのだと思います。

なにせ、そういえば~、!、顔文字などは自分がよく使っているにも関わらず、観る立場になってみると好まないということを発見できました。

シンプルな色合いである文章こそ美しい気がしているのかもしれません。

自分の投稿も、できれば自分の美的意識に沿っていてほしいです。今後は、気を付けてみようかな。



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