◇私はただ「頑張っている自分。」が好きなだけだった。#278
最近、やりたいこととやらなきゃいけないことが
重なりなかなか忙しい日々を送っていた。
そんな日々を過ごす中で気づいたことがある。
私はただ「頑張っている自分。」が
好きだっただけということに。
生活費を稼ぐための仕事に加えて
自分のやりたいことをやっていると
やっぱり時間が足りなくて
忙しくなってしまうのは事実だ。
でも、私が他の人と違うと思ったのは
私はこんなに頑張っている!!
こんなに毎日やることがたくさん!!
と頑張っている自分に酔いしれていたところだ。
ご縁があり、様々な結果を出している人と
関わる機会があった。
その方は試験で1位をとるほど成績も優秀で
書いた論文も最優秀賞をとってしまうほどの
実力の持ち主だ。
その人と自分を比べたときに
お互いに忙しいのは同じなのに
結果の出方が天と地の差があった。
もちろんもともとの努力の量が違うから
相手と自分を比べるなんて
かなりおこがましいことだが
私は「忙しい。」「頑張っている。」というわりには
何一つ結果を出していないことに気付いた。
自己満足の努力も大切だが
世の中的に見て評価されるのは
結果を出した時の努力だ。
自分の世界だけで生きているのなら
自己満足の努力でもいい。
だけど、この世界は自分だけの世界ではないし
社会に貢献するために生きている。
なにかしら社会に貢献していて
誰かの為になっているから
「ありがとう。」と言われたり
その対価としてお金を頂いていて
今日も生活をすることができている。
たとえば、パン屋さんで
美味しくないパンが並んでいて
「私こんなにも頑張っているんですよ!」と
言われたらどうだろうか?
お金を払いたいと思わないだろうし
そんな頑張り知らんがなってなるだろう。
売っている以上
美味しいパンが並んでいて当たり前だし
リピーターさんが多かったり
毎日たくさんの売り上げを出して
そこではじめて努力が結果になる。
これはどちらかというと
ビジネス的な考えになるかもしれないが
大抵の見方はこのような見方だろう。
ダイエットだってがんばっているのは分かるが
ぜんぜん結果が出ていないのなら
本当に頑張っているの?と疑うし
受験もその学校に受からなきゃ入れないし
こんなに頑張っているので入学させてください!
なんて通用しない。
こんなに頑張っている自分素敵!
頑張っている自分が好き!というように
頑張っている自分に酔うのもいい。
だけど、結果を出す努力をしなければ
ずっと何も変わらないままで
手に入れたいモノは手に入れられないだろう。
いま結果が出ていないということは
自己満足の努力でしかなく
頑張っている自分に酔っているだけかもしれない。
忙しいのはなんでだろう?と
自分を疑ってみる。
これはなんのために頑張っているのだろう?と
目的を再確認してみる。
そうすることで
本当の意味の「頑張り」や「努力」が出来るはずだ。
私も目を覚まし、自分に酔いしれず
結果を出すことに注力していこうと決めた。
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