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うつかなと思ったら(2)

1投稿で収まらなかったので、短いですが

うつかなと思ったら(1)の続きです。

思考の停止

特にストレスとなることに意識が集中すると、
そのことから抜け出すことができず、
相手があることで
、一人で思い悩んでも解決しないようなことも
ずっとぐるぐると同じところで思考が回転し続けます。

そして、物事をよくない方へ掘り下げてしまうのです。

「あの人は、もともと私のことが嫌いだったんじゃないだろうか」
「ああ、そういえばそれに近いことが前にもあった。
嫌われているに違いない」とか、
「あの人はどういう意図で、私にあんなことを言ってんだろう。」と相手に聞かないとわからないことを、
マイナスの方向で思いを巡らせて、
しまいには「私が悪いに違いない。どうしよう」
と、それらのことから抜け出せなくなってしまいます。

明らかに負のスパイラルです。

普通なら「ま、いっか」とか
「今度会った時に聞いてみよう」と思い立ち、
悪い思考を手放すことができるのですが、
脳が傷ついている「うつ」やそれに近いの状態だと
その切り替えができなくなります。

自己否定を始める

自己肯定感、
「自分はこれでいい」
「結果はよくなかったけど、プロセスはよかった」
といった自分を認めてあげることができなくなります。

「どうせ自分には無理」
「やってもうまくいかないに決まってる」
「意思が弱いから、続く続くなずはない。
じゃあ、最初からやめておこう」
「自分の意見など取り入れてもらえるはずはないから、
ミーティングでは聞くだけに徹しよう」
と、すべての自分の可能性を放棄してしまう状態です。

最悪、自分が生きていることも無用に思えて
「自分なんか消えてしまったほうがいいんじゃないか」
「自分がいなくても世の中に何の支障もない」
というふうに考えるようになったら、
それはもう診察を受ける段階に達しています。

あなたは生きているだけでいいのです。

生まれてきたということは、
生きていく存在として認められているということです。

「消えたい」と思ったら、必ずこのことを思い出してください。

何か偉大な功績を遺す、子孫を残す、周囲に感謝されて生きる
そんなことはどうでもいいのです。
生きている意味なんてありません。
あえて言うなら人は、生きているだけで意味があるのです。

さいごに

疲れ、人間関係、経済的なこと、健康のこと、将来のこと。
ストレスになる原因は多種多様です。

それが、持ちこたえられなくなると「自律神経失調症」として
身体に異常が出てきます。
・頭痛
・腹痛
・めまい
・不眠
・食欲の変化...etc
この段階なら、専門医で対処療法をしながら
ストレスを発散する方法を実行すればうつにまで至らなくて
済みます。

今日は、自律神経失調症以外の「心の失調症」をまとめてみました。

当てはまることが多ければ多いほど、
メンタルクリニックや心療内科、精神科を訪れてみてください。
心療内科は基本「内科」ですから、
身体の不調の段階で訪れてみてもちゃんと診察してくださいます。

「時間がない」
「寝ていたい」
「週末は家事で忙しい」と言い訳を作らずに
早めの受診をおすすめします。

うつになる人を一人でも減らしたいもえより

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