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「目の前の人に誠実であれ」 見つけた、現代に生きる私の武士道

私には自分の意志がない…悩んだ日々

いつも、誰かに燃料をくべてもらう形でしかやりたいことが生まれない気がしていた。
誰かの想いや熱量にのっかって運んでもらうサーフィンをしているような感覚だった。
そうしないと進めない自分がいた。

自分にはきっと、自分の意志がないんだ…
そう思い込んでいた。

「そのサーフィンしてる時ってさ、相手のためにやってるよね?」
「相手が喜んでくれて、あなたも嬉しい。何が悪いの?」
悩みを打ち明けた人から、そう答えが返ってきた。

え????
目から鱗が400枚出た。
もっとかもしれない。

「あなたの行いは、人の役に立ってるよね。そこに目を向けようよ」
気がつけば目の鱗は止まっていた。
かわりに涙の海。 

180度ちがっていた自分像

「人の役に立ちたい」
これが私の意志、なんだと思う。
もっと自分本位な人間だと思っていたから、心底びっくりした。

思い返せば、嬉しかったあの時も、
悲しかった、苦しかったあの時も、
人の思いに応えようとしていたじゃないか。
無自覚だった。

「人の役に立つ」とは?5つの定義

「人の役に立つ」ということについて、
自分なりの定義というか、こだわりを考えてみた。5つ決めた。

ひとつめ、
「人として好きだな、尊敬できるな」と思う人の役に立つ。
小さな私ができることは限られているから、誰彼構わず、とはいかない。
私がしたことで、好きな相手が喜んで笑顔になってくれたら、 私はとても嬉しい。

ふたつめ、
人を想うあまり自分を蔑ろにしない。
自分あっての相手の笑顔だ。
自分を削って相手の言いなりになっては、本末転倒。
心と身体を壊さないように、自らの技量やキャパシティを理解して行動する必要がある。
時には断る勇気を持つ。
お互いの喜びがちょうど調和する、清々しいバランスを保つ。

みっつめ、
自分本位な「ありがとうの強制」をしない。
喜んでくれることに過度に期待したり、「してあげたのに」 なんて思ったりしない。
思ったとしても、相手を責めないでいたい。
笑顔が見れなかったのなら、 その人のせいじゃなくて、 自分の力が足りなかったからだ。
もしくは的外れなお節介だったからだ。

よっつめ、
知識や知恵を増やし、技術を伸ばし、自分を育てる。
人の想いに応えられるキャパを増やすために。
身につけたことが後に人の笑顔をつくるし、巡り巡って自分のためになる。

いつつめ、
失敗しても良い。
その代わり、何が足りなかったのか後から分析する。
足りないものは、 勉強するなり、 練習するなりして身につける。
そしたらまた、 誰かの役に立てる。

現代に生きる、武士になりたい

人として好きだと思う相手の役に立ちたい。
その人の笑顔が、私の喜び。

なんだか、武士みたいだ。
武士みたいに命まではあげられないけど、
力を尽くすことはできる。
信じた相手に誠意を尽くす、武士の道。

すごく難しい道だ。
気の弱い私には特に。
難しい道だからこそ、今まで見ないようにしていたのかもしれない。
進むには、努力がいるから。
「努力する」って、決意がいるから。
相手と自分の笑顔を目指して、学び、行動し続ける決意。

だけどきっと、難しいからこそ、やりがいがある。
やる価値がある。

私は、武士のように生きたい。

武士への道、最初のチャレンジ

4月23日、鹿児島で開催されるコスプレイベント「cos.CAFE」。
そこで「るろうに剣心」のキャラクター、緋村抜刀斎のコスプレをする。
その姿で、コスプレイヤーさんに向けてポージングのワークショップをする。

剣心の過去の姿である、抜刀斎。
幕末の動乱の中、彼が見つけた行動理念は
「この目に映る人々の幸せを一つ一つ守ること」。
彼もまた、心は武士だったのかもしれない。
リンクできるんじゃないだろうか。
彼の心と、私の意志と。

イベントまであと少しだ。
できる限りの準備をしよう。

私よ、目の前の人に誠実であれ。
それがお前の武士道だ。

▼コスプレイベント「cos.CAFE」公式ウェブサイト

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