詩が歌になりことばは死と再生する「こころ」
けっこうな衝撃でした。
雷に撃たれたような、というのは落雷の実体験がありませんが、ふと曲がった角の先に西日が差していて閃光に目をやられるあの感じに近いです。
こころ震える感動と直視せざるを得ない現実にいっぺんに飲まれた時、光に射抜かれるのだと思います。
なんの話かと言うと、今年の1月頃に書いた
詩「こころ」が歌になりました。
シンガーソングライターのAkiさんが
詩にメロディをつけて、歌にしてくださりました。
Akiさんはとてもいい歌声の持ち主で、以前からYouTubeなどで曲を聴いていたのですが、その歌声を聴きながら蟹座のイメージで書いた詩でした。
なぜ蟹座なのかというと、Akiさんが蟹座のため。
Soft Shell Clabというユニットを、これまた同じく蟹座のeicoさんと組まれています。
(お二人の曲『Be the Star』もすごく励まされる歌なのでぜひ聴いて欲しいです)
黄道十二宮に位置する蟹座は、西洋占星術では水の要素をもつ星座です。そして星座にはそれぞれ担当する分野があります。
蟹座は「仲間や家族、育むこと、感情」面であり、守護惑星は「心や内的世界」を司る月です。
それらを踏まえて、Akiさんの歌を聴きながら書いたものでした。
詩の全文は記事の最後に載せますが、まずは歌っていただいた部分だけご覧いただきたく思います。
という詩(一部)でした。
それでは次に、この文字たちが"歌"になったらどうなるのか。
ただの平面に並べられた文字が
音を持ち、メロディとして連なり、
声となって発せられたら、どうなるのか。
「ふとメロディがでてきました」といって
こちらのワンコーラスを弾き語りを聴かせてくださったAkiさん。それを聴いた時の衝撃といったら。
正直にいうと、打ちのめされました。
メロディと歌声に心が震えて、感動に抗えなくて身体の奥底から「詩が、ことばが、生きてる」と、「歌ってすごい」と思いました。
それは同時に、ことばの死でした。
といったら強い表現になってしまうけれど、それほどまでにAkiさんの声に乗って歌われていく言葉たちが生き生きとして喜んでいるように感じられたのです。Akiさんすごい。
じゃあ私は何を書いていたのか。
生きたことばを書けていたのか。
ことばの息遣いを、書けていたんだろうか。
ことばは、何ができるんだろう。
詩作をはじめた今年、2021年、
やっぱり書くことが好きだと、これからも書いていきたいと再確認した年でした。
楽しいことは色々あるけれど、やっぱり書いている時が一番、私の人生の時計の針が進んでいるような気がして、苦しくてもやめられない。
そんな時間に満足して浮かれて曲がった街角で、思わぬ西日の閃光が全身全霊を貫きました。
けっこうな衝撃でした。
来年は「ことば、で、できること」を
真剣に遊んでいこうと思います。
だからといってはなんですが、
名前もマイナーチェンジしております。
書くぞ!
あきさん、年末にして今年最大のギフトをありがとうございます。
おっと明日はわたしの誕生日!クリスマス&誕生日プレゼント、ありかどうございます!
以下、詩の全文です。
それではみなさま、メリークリスマス。
良いお年をお迎えください。
【シンガーソングライターAkiチャンネル】
ハートフルな歌声で癒される曲ばかりです。
ぜひ一度YouTubeにてご視聴ください。
以前、MVに出演させていただいた
Akiさんオリジナル曲『零れた香りは光る花』も、
あたたかいのにどこか不思議な世界観が好きです。
12月27日(月)20:00〜は
YouTube LIVEが開催されるそうです!
オリジナル曲などを歌ってくださるようで、Akiさんの歌声ファンとしてとっても楽しみです。
【紹介曲リンク】
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