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藤原華さんコンテスト「なぜ、私は書くのか」のお題に向き合った結果

私の母は、人にどう思われるかをものすごく気にして生きている。そして人からよく思われるための行動をする。その上、自己肯定感がすごく低くて自信がない。

私はそういう母に育てられた。

幼少期から思春期は腑に落ちないことが多くてよく喧嘩をしていた。とは言え、愛情をしっかり注いで育ててもらっていることは伝わっていたので仲が悪いわけではない。

でもね、育った環境はそのまま私をつくり出していた。母への反発心で人の目は気にしない!と頭では思ってはいる。でも実際は気にしている。それなのに母のように人の目を気にする人になりたくないから気にしていないフリをしている。

あーーーー、めんどくさい。

私って、めんどくさい。

1番近くに、自分を認められていない人(母)がいたし、10年以上続けた、お花の教室をやっていく中でも自分を認められていない人も多くいた。そして何より私自身も自分を認めていなかった。

自分のことってわからないけど、人のことってわかる。この人こんなに素敵なのに「私なんか」ってなぜ言うんだろう?って心から思ってた。時には怒りを覚えるくらい。。。

直接、本人に伝えちゃえばいいけど、それができない。

そう。肝心な時に出るのよ。人からどう思われるか!!!が。

でも私、伝えたい。

あなたはすごく素敵なのよ!って。それを認めたら、あなたの人生、ガラリと変わるから!!!って。

多分、1番、母に伝えたいんだろうな。いや、母には伝えてきた。これまでもずっと伝えてきたの。けど75歳を過ぎても変わらない。

母自身が、自分の存在に価値があることを認めるだけで母の人生は素晴らしいものになるのに、自分で「価値がない存在」として世界を作ってしまっている。

それが娘として悲しくて、なんとかしてあげたくて仕方ないんだと思う。

だから他の人に対しても伝えたくて仕方ない。でも直接思いを口にするのが苦手。人の目を、声を、気にしちゃうから。

でも書いてなら伝えられる!直接、伝えることはできなくても、その分多くの人に伝えられる!だから私は書きたいし、書くことで伝えたい。


直接、本人に伝えることができないのは、私が人の目や声を気にするから、コミュニケーション能力が欠けているから、そう思ってた。

でも、コミュニケーション能力が低いというところを見るのではなく、「書く」ことで伝えられることに目を向けたら、私の人生はガラリと変わった!!!


今まで書くことを仕事にしたいなんて自信がなくて言えなかったけど、「書くことを仕事にする」と言えるようになった。

私はこれからも「そのままで素晴らしい存在である」ことを人々に伝えて続けていく。



編集者、藤原華さんの「なぜ、私は書くのか」というコンテスト、もう募集も中間結果発表も終わってるけど、ずっと気になっていたお題でした。


私はなぜ書いているんだろう?なぜ書きたいんだろう?って考えていたんだけど、母のことを悪く思いたくない気持ちもあって、なかなか本心が出なかったような気がする。

コンテストには間に合わなかったけれど、このお題に向き合ったおかげで、今後書いていく上での「私の書く意味」が明確になった。

第2の人生の理想、「コーヒー片手に記事を書く」はただのチャラチャラとした理想ではなく、ちゃんと意味があることだと、自分で証明できたことも嬉しい。


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