【書評】火星住むつもりかい?/伊坂幸太郎

人が人を監視する
人が人を裁く
現実にそうだよなと
本当にそんな権利があるのだろうか?
それこそ火星にいかなければ、
この環境からは逃げられない。
良いことをしても 偽善者と指をさされる。
悲しみを乗り越えようとする姿は、
悲しみに落胆しない冷たい人と思われる。

死への向き合い方を考えさせられた。
人は必ず死ぬ
それは真実
けれど死に方は選べない
それも真実
健気にに無垢に生きたとしても
安らかに死ぬことを 選ぶことは出来ない。
文中の表現が刺さった。