【書評】終末のフール/伊坂幸太郎

どんな死を迎えるのか?
死への準備は 生への強い義務を果たすこと。
遺書を用意する宇宙飛行士を思い出す。
死にたいという気持ちは、
自身が思い通りに、
生きれないことを強く自覚していること。
暗いテーマを取り扱っているようだが、
内容は生きることを強く肯定している。
短編連作でまとめてあることに
感動しかない。