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MODRINAE|2期募集記念LIVEを実施

2022年10月8日に、2期販売と募集開始を記念して公式インスタグラムにて配信を行いました。

こんにちは。ソマノベースの西来路です。
配信を見ていただいた皆さん、ありがとうございました。

皆さんと直接コミュニケーションを取れたこと、とても嬉しく思います。

配信にて、これから苗木を育てる方、すでに苗木を育てている方、MODRINAEについてもっと知りたい方からたくさんのご意見、ご質問をいただきましたので、記事としてもご紹介させていただきます。

配信の様子はインスタグラムのアーカイブからもご覧いただけます。
もし興味を持っていただけましたら、是非次回の参加をお待ちしています。


Q.ちゃんと育てられるかが不安です。

A.苗木を育てている方の中で、どんぐりが発芽しないことや発芽しても枯れてしまったり、どんぐりの調子が悪いなんて方もおられます。自然のものなので、なかなか思い通りにいかないこともありますが、万が一の場合には新しいどんぐりをお送りしますので、何度でも育ててみていただきたいです。
 
苗木を育てることはもちろん、「森林はどのような役割を担っているんだろう」、「林業とはどんな作業をやっているんだろう」という裏側も含めて、育てている木を通じて一緒に学んでいきたいな、と思っています。

Q.苗木の調子が良くないです。

A. 参加者専用のラインで相談を受け付けているので、いつでもご相談ください。万が一、今回うまく育てられなかった方でも、どんぐりが取れる時期に新しいどんぐりをお送りさせていただきます。何回でもお送りしますので、何度でも挑戦して頂いて、苗木を山に返せる日を楽しみにしていただけたらと思います。

苗木の状態でお送りすることも検討しましたが、苗木への負担が大きいことを鑑みて、再度発芽に挑戦いただくこととしました。

Q.どんぐりはなんの樹種ですか?

実際に西来路が発見した街路樹のウバメガシ

A.ウバメガシです。西日本だと街路樹などとしてもよく使われ、紀州備長炭という炭を作る原木にもなっています。伐った木の切り株から新しい芽が出てくる樹種なので、ひとつの命で終わらせることなく、生命が循環していける木でもあります。

Q.どんぐりは近くの山でとれたものを使用してもいいですか?

A. お返ししていただくものとしては受け付けておりません。
和歌山の気象や天候、土壌、日照という生育環境にウバメガシという樹種が適しているため、「この地域で育っていくのに最適な、地域に生えている木」という考え方でウバメガシをお送りしております。ぜひ届いたどんぐりを育ててみてください。

Q.MODRINAEの鉢のデザインのロゴは自分でオーダーできますか。

画像は一例です。

A.好きな文字や日付を入れることができます。
「子供が生まれるので、日付や名前をいれてほしい」など、オーダーに合わせてデザインをいれることができます。文字でなく、イラストなどでも大丈夫です。

Q.発送時期はいつですか。

A. 昨年は天候状態などの影響により、例年よりどんぐりが落ちる時期が遅れていたので、11月末にお送りました。
今年はのどんぐりの採取は11月の中旬を想定しており、随時発送していく予定です。

Q.店舗はありますか。

A.店舗はございませんが、ポップアップストアは月1度程度、販売期間中もやっております。ぜひInstagramなどでチェックいただければと思います。

Q.間引きはいつ行えばいいですか?

A. どんぐりから幼根が出た時期の間引きについて過去の記事で説明しています。
同じ鉢で複数の苗木を育てると、スペースの限られた土の中で、根っこ同士が場所と栄養を奪い合い、苗木が枯れてしまいます。
育ち始めた苗を選ぶのは忍びないですが、今後の成長には欠かせない必要な作業です。2年間大切に育てられた一本だけが、山に戻ることができます。

11月末にももう一度間引きについては、間伐をテーマにした際におははしする予定です。

Q.室内でも育てられますか?

A. 日光が全く当たらない場所は好ましくありませんが、基本的には室内で育てていいただけます。
育て始めの半年から1年間は、葉っぱが弱く枯れやすいので、直射日光は当てないようお願いしております。カーテンレース越し、朝や夕方の日差しが弱い時間に日光に当ててあげてください。

Q.一年にどれくらい販売されるのですか?

A. 地域の木工所さんにお願いして、ひとつひとつ鉢を作っていただいています。大変手間がかかる作業ですので、大量生産はしておりません。
木工所さんの無理のない範囲で作ってもらっており、どんぐりのとれる数にもよるので、販売する数は断言できない状況です。

Q.本体のデザインをされたのですか?

A. ブランド責任者の西来路が木鉢やパッケージのデザインをさせていただきました。
制作にはふたつの思いをこめています。
一つは、女の子が生まれると庭に桐の木を植え、女の子が大人になったときに桐を使ってタンスを作り、嫁入り道具として待たせたという日本文化の慣わしの文脈がMODRINAEにも紐づいているので、嫁入り道具につけられた赤いリボンをイメージして、水引の赤い紐をパッケージの真ん中にかけています。
二つめに、パッケージ下部の森のイラストには、土の中の菌や微生物、コケ、草など山の生態系を支えている木の力強さや偉大さを表現するために、根元から木にまとわりついているコケをイメージしました。

Q.山に返した後、自分の木として利用できるようになるのですか?

A. 山に植えたあとに、木材として利用できるようになるまでには20年~30年の時間がかかります。
木の成長具合を見ながら育てていくにあたって早めに切る必要があるものもあります。
育てていただいた苗木が返る山でとれた木材製品をお届けして、「この木と自分の育てた苗木が一緒に育っているんだ」っていう繋がりを感じてくれたらうれしいです。
「その木はどんなところに植わってるんだろう?」「どんな人が伐採したんだろう?」、「どういう過程で手元にあるんだろう」というところまで見ていだける状態を作っていきたいですね。

Q.自分の育てた木は判別できるようになるのですか?

A.判別できるようにすることは、現状予定しておりませんが、何年かに一度「この中のどれかが私の木」という形では成長を見守っていく機会を作れたらと考えています。
自分の育てた木かどうかわかるようにしておきたいかについてはみなさんの意見を聞きながら、どのような方法がとれるのか探していきたいです。

Q.どんぐりはみなさんで拾っているのですか?

A. 拾いに行っています。和歌山県にはウバメガシが多いので、手分けして山に行くこともありますし、地域の中学生や高齢者の方と一緒に拾うこともあります。

11月5日にも配信予定。

配信では、上記のように事前にいただいた質問や、配信中にコメントでいただいた質問にお答えしながら時間を過ごしています。

11月5日には、木鉢を制作している木工所さんにお話を聞きながらの配信を予定しています。
11月の末には、どんぐり拾いを一緒に行った方との配信、年末には実際林業をやってる現場を見られるような配信ができたらとも考えており、
 
木で製品を作ってる方や、森林産業に携わってる方に聞いてみたい話があれば、配信前の期間に質問ボックスを設置するので是非お気軽にコメントください。

2期募集。今年は3月まで実施。

皆さんのおかげでスタートすることができました戻り苗も今年で2年目。

既にたくさんの方に応募いただき大変嬉しく思います。

今後もたくさんの方と一緒に森づくりが進めていけるよう応援いただけますと幸いです。
寒さに気をつけてお過ごしください。

ソマノベース 西来路

“木と生を共有する。”をコンセプトに、直接的な森林保全に参加する機会を提供するブランド、MODRINAE。毎年10月から半年間限定で発売。

最新情報は公式Instagramから。

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