後輩の女の子を軸にした今日という一日の話。

今日という一日の話をしよう。

この記事には後輩の女の子が出てくる。

嫌な方はブラウザバック。

じゃあ、話そう。


僕は自律神経がいかれているから、そしておそらくまだ鬱病だから、情緒が不安定で昨日はうまく眠れなかった。

変な記事も書いた。

だけど悪いことばっかりでもない。

昨日はたまたまばったり会った女子の後輩に思い切ってLINEしてみたら意外とちゃんと返事返ってきて、ちょっと会話が続いた。

「先輩だし無碍にできないしなあ」って思われて会話してくれてたら嫌だなあって思ったけど、なんか向こうからも会話広げてくれるし返信もちゃんと来るし、「少しは信じてもいいかな」って気持ちになった。

そんな彼女も眠りにつき、それから時間が経って、昨日は変な記事を書いたわけであります。


今日は完徹して朝から大学に行くつもりだった。

つもりだった。

だけど僕の体は二日連続完徹するほど強くもないらしく、朝7時の時計を見たのを最後に眠りに落ちてしまった。

そして目が覚めたら10時だった。

あーあ。一限行けなかった。

と思ってなんだか虚しい気持ちになってスマホを開くとさっきの後輩からLINEが来ていた。


LINEの内容は意訳すると「東京は行きたいところだらけです!あそこも、あそこも!」って感じだった。

僕は心から、「いい子だな」って思った。

そして、少し考えてから、「今度行こうよ」という旨のLINEを送った。

大学には午後から行こう。


次に僕の意識が戻ったのは午後一時半だった。

どうやら知らない間に寝ていたらしい。

あーあ。午後も遅刻だ。

僕は嫌な気持ちになった。

とりあえず部屋にクーラーをつけて、それからゆっくり準備しよう。


あ、そうだ。

LINE返ってきてるかな。


枕元のスマホを寝たまま手探りで探し、ロックを解除した。スマホの画面が眩しい。午後1時に「スマホの画面が眩しい」とか思ってるやつはダメなんだろうな。

通知を見ると、LINEは返ってきていた。

僕がLINEを送ってから割とすぐに返ってきていた。

その返事は、要約すると「行きましょう!」というものだった。


よし、大学行くか。



シャワーを浴びながら考えた。

僕のバランスってどうなってるんだろうな。

調子悪くて眠れない日に女の子にLINE送るってどういうバランス感覚なんだろう。これがエロスとタナトスってやつか。

いや、そんないいもんじゃないか。


それから大学に向かう間も考えた。

女の子とちゃんと会話できなくなっちゃったな。

久しく女の子とちゃんと会話してなかったせいで距離感がわかんない。距離感がわからないときは遠目にいればいいから遠目にいようと思った。距離感は近くても遠くても一長一短。僕は「近いのは嫌だな」って感じる人の方が好きだから遠目でいよう。

マッチングアプリやってたせいで距離感がわかんない。なんかすっと「今度行こうよ」って誘っちゃったけど、これは絶対にアプリのせいだろうな。ちゃんとした会話ができなくなってる気がする。距離感遠めで行くつもりだったのにな。

てか、「行きましょう!」じゃねえよ。

断れ。こんな先輩。


大学に着くと授業中で、僕は静かに教室に入った。

それからはずっとつまらない話を聞いた。

行かなくてもよかった。


授業中、椅子を紙に描いたら、後ろの席に座ってた友達に「なんかその椅子横に広くね」って指摘された。

僕は「ああ、ごめん、最近何買うのも2人用でさ、つい癖でデカいの描いちゃったわ」って言った。

「相手もいねえくせに」って、友達は笑ってくれた。


退屈な授業が終わって、僕はサークルに行く準備をした。

さっきから話してる後輩はサークルの後輩だ。

僕が授業を受けてる間も数ターンの会話があったから、「サークルの時にまた話そ」ってLINEを送ってみた。

しばらくして見てみると、親指を立てたリアクションがついていた。


サークルでは、僕は割と精力的だ。

僕は忙しかった。

後輩の子も女の子で固まって談笑してたから、僕は普通にいつも通りのサークル活動を楽しんだ。

僕はこの時点では割と元気だ。

「元気モード」に入っていると言ってもいい。


途中、1人で暇な時間があった。

僕が自分の荷物を置いたあたりにいると、後輩の子がわざわざ僕のところまで来てくれた。

僕は、「睫毛長いな」って思った。

少し会話をして、だけど少しぎこちなかった。

どうやって話したらいいんだっけ。


せっかく対面で話せる機会なんだから、ちゃんと話さなきゃ。


その時、男の先輩が会話に入ってきた。

僕は「先輩だし無碍にできないしなあ」という顔をした。

そして、「先輩だし無碍にできないしなあ」という声で答えた。

しばらくして、後輩の子は呼ばれて会話の輪を去った。


少しして僕も呼ばれた。

僕がまた暇になった時、後輩の子はさっき僕と話していた時と同じ位置にいた。

ちょっと嬉しかった。

だけど、その周りには複数の男の先輩がいてその子に群がっていた。


僕は、自分の荷物の所へ行き、つまりその集団に近づき、用を済ませてすぐにそこを離れた。そして少し離れたところで、1人で突っ立っていた。

他の人と少し話したり、1人で他の人たちの活動を眺めたりしていた。

いつも通りだ。


そうこうしているうちにサークルは終わった。

それ以降は別にその子とは話すこともなく、その子は女友達と、僕は男友達と固まって歩いた。

まだまだ「元気モード」だ。

男友達とラーメンを食べて家に帰った。


あんまり話せなかったなあ。


LINEを送ってみた。


割とすぐに返ってきた。


ああ、いい子だなあ。


それから、今の今まで数分おきに会話してる。

無視していいんだよ。

なんでそっちが乗り気で「今度教えてください!」とか言ってくるんだよ。


ああ、ちゃんと話せてるかな。


会った時は碌に話せなかった奴がLINEでめっちゃ喋ってくるのってどうなん。僕は何してるん。

自分の行動に自信がないから、ずっと自分の行動を省みてる。

気持ち悪いだろ。こんな先輩。


まあでも知ってるんだ。

自分以外の人って、僕が思ってるより僕のこと気にしてないんだよ。

あんまり行き過ぎた客観視はもはや主観でしかない。

自省し過ぎは良くない。とりあえず行動して、あとで後悔しよう。



この記事はこのあたりで終わり。

僕のバランス感覚はどうなってるんだ。

死と生に同時に近づいてる気がする。

これが生きるってことなのかな。

ああ、何言っても浅いわ。

浅過ぎてもうアサリの味噌汁だね。


それでは。



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