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蝶のように舞い蜂のように刺す。生き物から学びたいことと感受性について

蝶のように舞い蜂のように刺すボクシング選手、モハメド・アリのボクシングスタイルを形容した表現です。私はモハメド・アリのボクシングを見たことはありませんが、この言葉はとても印象に残っています。

生き物に例えるとすごく分かりやすいです。なぜだろうかと考えたときに、自然に生きる逞しさを感じるからかなと思いました。この前、たまたま桜の横のコンクリートに巣を作るアリをみたのですが、その時ふと思ったんですね。アリはバイタィティあるなと。

何年前にも何度もそういう風景みたことがあるのに不思議でした。いや、そういえばそもそも最近自然、特に足元見てなかったです。都会で家と職場を往復している毎日だと感じるものも感じなくなりますね。

子どものころは自然に囲まれた生活でした。トンボは飛んでいるし、カマキリもいるし、クワガタもいる。セミの抜け殻を収集したりして遊んでいました。楽しかったです。

忘れがちですが、そういう自然から得るものって大きいと思います。そして実はそれは足元にあるんだなって思いました。もちろん桜とか自然遺産になるような雄大な景色を見に行くという分かりやすい行動もいいし、私も桜を見に行ってきれいだなって思って記事にしたりしていますが、それだけじゃない。足元にも実は自然があるんですね。

人間見なくなると考えなくなるんだなとつくづく思います。アリはどこにでもいるし、毎日考えることじゃないですが、たまにそういう存在を思い起こすのもいいと思います。特にアリでなくてもいいと思います。ちなみに私はアリは好きではないです。ただ、生物のこと植物、虫、身近にあるところからなにより自然のことを考えるのは、リラックスできます。

体験すること、体感すること、これが私にとっては一番です。何でもないと思われるものでも感じ方によっては、心地よい気持ちになれる。大人でも同じです。そう思った春でした。



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