ただいま50連敗中

みなさんは50連敗と聞いて何を思い浮かべますか？
スポーツの結果やギャンブルの結果などでしょうか。

私が50連敗と聞いて一番に思い出すのは桜木花道です。
桜木花道とは、あの超有名漫画スラムダンクの主人公で赤髪の大男です。
スラムダンクをまだ見たことないよーって人は、こんなnoteなんて読むのは今すぐにやめて本屋にダッシュしてください。

おっとっと、本題に戻りましょう。
私がなぜ50連敗と聞いて桜木花道を思い出したのかを説明します。
なんと桜木花道は中学3年間で告白をして50連敗しているのです。
その後、彼女ができたという描写はなかったと思うので現在も連敗が継続されているのかもしれません。
これを聞いてみなさんも桜木花道について気になってきたはずです。
桜木花道ってどういう人なの？50連敗ってことはそれだけ告白したの？
きっといろいろな疑問や感情が頭の中に浮かんできているのではないでしょうか。

そんなあなたのために桜木花道がどのような人物なのかお教えしましょう。
桜木花道は、わかりやすく言うとヤンキーです。身長は190センチ近くあり、髪の毛は真っ赤なリーゼントで迫力満点です。かわいい女の子に目がなくよく一目惚れをします。バスケットボールを始めたきっかけも一目惚れした女の子に勧められたからです。こんな花道ですがとても仲間思いで、本当に一途にものごとに打ち込める人物なのです。バスケに対して最初は無茶苦茶なことも多いのですが、血のにじむような努力を続け結果的に読者を感動させる存在になるのです。
詳しくは、漫画を買うかネットフリックスなどで見てみてください。

さて、なぜ私は桜木花道についての文章を書こうと思ったのか。
それは、桜木花道という男に共感し、もしかしたら私や桜木花道と同じ経験をしている人がいるのではないかと思ったからです。

私自身も女の子を好きになるきっかけが一目惚れが多いです。こうやって言うと周囲から結局顔なのかと冷たい目を向けられますが決してそんなことはないです。きっかけが顔というだけで。（これに関しては玄関論という論がありますので後日紹介します）

私が思う一目惚れのメリットは、後先考えることなくその人に向かって行動できることです。一方、デメリットはその人のことをよく知らないので、彼氏や彼女がすでにいることが多いことです。

私の21年間を振り返ると、一目惚れをして付き合うことができたこともあれば、残念ながら降られたこともあります。もちろん、圧倒的に降られたことの方が多いです。花道ほどではないですが私も連敗中です。だからこそ、花道にすごみを感じるのです。花道は降られた相手に対して根にもつことは一切ありません。むしろ、別の人と結ばれていく女の子を応援するのです。

みなさんは降られた相手の将来を応援することはできますか？
私には無理でした。口では応援していると言っておきながら心の中では、もやもやと同時に後悔が押し寄せ、相手の現在が妙に気になるのです。もし、新しい恋人ができたと分かったときにはその人と自分を比べてしまう。
伝わるかはわかりませんが、これは未練とは違うものなのです。復縁したいとか思うことはありませんし、会って話たいとも思いません。この感情は新しい好きな人ができない限り消えることのない、十字架のようなものなのだと思います。

一見すると花道はド派手ないかついヤンキーです。
しかし、中身をみると最高にかっこよく誰よりも大人なのです。
どうせ花道はすぐ人を好きになるからでしょ。とか思う人もいると思いますが、私はそうは思いません。というか仮にすぐに好きになったとしても、その人にアピールし告白を50回もする勇気があなたにはあるのでしょうか。

サッカー元イタリア代表ロベルト・バッジョの
「PKを外すことができるのはPKを蹴る勇気をもつものだけだ」

という言葉を使わせてもらうならば
「降られることができるのは告白する勇気をもったものだけだ」です。

自分の思いに忠実に行動し、振られてもその人のことを応援する。
こんなにかっこいいことがあるでしょうか。
私は、桜木花道という男に最大の敬意を払い、今後も自分の思いに忠実に行動していきたいと思います。そして、振られてもその人を応援することができるだけの器になれるように頑張ります。

全国の彼氏・彼女が欲しくてもなかなかできないみなさまへ
あなたは素敵な人です。最高に可愛くてかっこいいです。
今はまだあなたの良さに気づくことができる非常に優秀な人材が周囲にいないだけです。

片思い相手・元恋人が忘れられないみなさまへ
それだけ1人の相手を好きになれたあなたはとても素敵です。
しかし、あなたを振った相手はその良さに気づくことができなかったのです。あなたの良さに気づく人は絶対にいます。だからもっと視野を広げてみてください。

桜の木に花がさくころ道はひらけます。

ダンケシェーン