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過去に詠んだ歌

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本
うたよみんに投稿していた過去詠です。読み返すと懐かしいですね。
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柊
柊

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過去に詠んだ歌

過去に詠んだ歌

2016/04/28 08:46
土砂降りに自転車を漕ぐ学生の一心不乱を目が追いかける

2016/04/30 16:52
水田に張られ始めた山の水この世で一番大きな鏡

2016/05/02 18:15
さみしいと文字も読めなくなるんだね穴があくほど見つめるページ

2016/05/02 22:32
いつの間に擦り剥いたのかわからない誰かに体を貸しただろうか

2016/05/0

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柊

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過去に詠んだ歌

過去に詠んだ歌

2016/04/06 05:34
葉桜が夏の訪れ告げる頃夢見ていたと気づくのだろう

2016/04/08 10:10
手の中に抱いた小鳥を放とうと木蓮が今ひらく花びら

2016/04/22 09:32
枕木を越えていくたび揺れ動く心とからだ、踏ん張っている

2016/04/28 05:27
マシュマロのような布団に潜り込む意識は夜に溶けていきます

2016/04/28 0

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柊

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過去に詠んだ歌

過去に詠んだ歌

2016/03/28 21:03
春風に頷いている紫のヴィオラの言葉 花殻を摘む

2016/03/28 21:07
ハンバーグ捏ねようとしてふと気づくパン粉のストック切れていたこと

2016/03/29 08:56
早送りされてるような人生の後半戦に挑む朝食

2016/04/02 06:06
新しいパジャマに袖を通したらまだ肌寒い春の感触

2016/04/03 06:10

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柊

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過去に詠んだ歌

過去に詠んだ歌

写真は今日撮った紅梅。
とてもいい匂いがした。
まだ咲き始めで蕾のものが多い。
風も冷たかった。
そしてここからは過去詠。

2016/03/16 17:25
朝なんて来なければいい一日のはじまりに飲む珈琲牛乳

2016/03/17 06:08
新しい玉子焼き器で巻いたのは桜のようなピンクの小海老

2016/03/17 19:21
大空を泳ぐ鯨が潮を噴く名残のような天気雨降る

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柊

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過去に詠んだ歌

過去に詠んだ歌

2016/03/10 05:56
目をつむり横たわる時さみしさがしんしんと降る雪の如くに

2016/03/10 17:54
ＡＣの広告ばかり流れてた非日常がよみがえる春

2016/03/11 21:26
陸にある光がすべて天空に昇ったような星空をみた

2016/03/12 12:10
眼薬をさした瞬間脳裏まで拡がっていく波紋を追った

2016/03/14 12:06
真実を告げた子供

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柊

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うたよみんからお引越し

うたよみんからお引越し

2016/03/04 21:24
さよならをうまく言えない子供でもさみしいと泣く権利があるよ
2016/03/05 06:10
夜明け前灯りをともし本を読む夢の続きのように繋がる
2016/03/05 21:29
たまご焼き切りわけた時のぼる湯気ほのかに甘い期待が香る
2016/03/07 11:37
二つ先まで赤信号光ってて先に進まぬ僕の人生
2016/03/08 08:54

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