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黄門ちゃいまの世直し旅/第1話[黄門様最後の旅]

ナレーター/この物語は全て完全なフェクションです。ご理解の上お楽しみ下さい🙇🏻‍♀️❕

登場人物/ご隠居(水戸光圀)・格さん・助さん
                 天一家族、その他
ナレーター/  時は元禄13年光圀一行は3年間の旅路を終えようしていた。

イメージ(天津湯宿)

助さん/ご隠居いい湯ですね
ご隠居/本当ですな
格さん/極楽浄土とは誠にこの事ですな

ナレーター/ここは青森県の梵珠山(ぼんじゅさん)の麓にある温泉宿、黒い色の温泉で有名である。

助さん/ご隠居明日は早いので上がりましょうか
ご隠居/それでは上がりましょうか、 格さん
格さん/はいご隠居

ご隠居/あっあっ
格さん/助さん、ご、ご隠居を早く支えてくれ
助さん/あっあっあっー

ナレーター/3人ともスってんコロリン、コロリンパ豪快な音が辺りに響き、風呂場の反響音が相まってお湯屋のネズミの寝どころまで轟くのでありました。

格さん/う~、あ~、ご隠居、怪我はありませんか
ご隠居/わたしは大事無きじゃ、うっ~う~。助さんは
           どうじゃ
助さん/ご隠居が大丈夫なら、それで安心、私もこれくらい、う~、ぐぅ~

ナレーター/なんと、なんと、お互いに思いやる3人ではありませぬか。痩せ我慢は禁物のこと。よく見れば3人のおしりは赤富士のごとく腫れ上がっているのでした。
そして、あくる朝トイレから、うめき声が聞こえて来るのは、間違いなく…………ここは口が裂けても言えませぬ、ご想像にお任せします。
波乱の幕開けとなった第1話。

果たしてこれからどうなる事やら…

続く……


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