介護の日々と私「母のこと。その3」
さて母の入院は一度1か月半の所で転院を余儀なくされ、同じ市内の病院に転院した。転院時にようやく直接母に会う事ができた。顔色は相変わらず、悪かったが、私たちをみて、やはり嬉しそうだった。転院した病院では本人の状況をみながら、無理ない範囲でリハビリも行うとの事だった。
やがて1か月半がたち、退院を後押しする動きがでてきた。前回もそうだったが、急性期病院であり、長期入院はできない様だった。
主治医からは現在の状況の説明や見通し等の説明があった。主治医は言った。「あなたのお母さんはこ