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『カラオケ行こ!』


今年イチを年明け早々、「魅せられた」。

〇ストーリー
歌がどうしてもうまくならないといけないヤクザは、変声期に悩む合唱部部長の中学生に歌のレッスンを頼んだ。(公式サイトから引用)

映画『カラオケ行こ!』公式サイト (kadokawa.co.jp)


原作は知らなかったのだけど、選んだ決め手は綾野剛×野木亜希子(脚本)の確かさにありました。
『空飛ぶ広報室』『MIU404』を好きで見ていたため、これは間違いないと2024年最初の劇場作品に。

「ほんまこの作品、めちゃくちゃおもろかったわ~」
観た後、みんな関西弁しゃべりたなってると思う(笑)。
ほんでカラオケ行ってるやろな。
私は苦手なので、映画の世界だけで失礼します・・・。

なんやろ、ゆる~いのに刺激的な仕上がりで。
主軸は総実くんの成長ストーリー。
そこに変化をもたらすべく現れたのがヤクザの狂児。
主軸がブレていない時点でいい作品だと思っているので。
聡実くんの周辺を描く野木さんの脚本力と綾野さんの斎藤くん(聡実役)へのサポート力が素晴らしいところです。
野木作品での綾野さんはかっこいいけど、おちゃめで愛嬌があって好きなんですよ。
そして、なんと言っても主役の斎藤潤くん。
雰囲気あるね。17歳にして影があるというか。
関西の子かと思うほど関西弁が上手で、堂々としていて素敵でした。


ネタバレになるかもしれないので以下の感想は有料で。
しょうがない、見たってもええわという方は続きをどうぞ。

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