。小説「ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん なるほどフォカッチャ」の豆腐どんぶり

電車で不可思議な行動が気になった女の子に恋をした主人公。
謎解きが好きな彼女の気を引くために2人で色々ななぞを解いて行きます。
その主人公は大学で「めし食いたい組合」、通常「めぐみ」の仲間と毎日食べているのが豆腐どんぶりです。
めぐみの中に、米問屋の御曹司と、豆腐屋の息子がいるために生まれたメニューです。

作り方は実にシンプル。
ほどほどの温度のごはんに冷えた豆腐をのせ、めんつゆをかけるだけです。
シンプルなので、お米、豆腐、めんつゆの味が大切です。

ちょっといい豆腐があったので、早速試してみました。

おいしい!
小説の中でも説明されていますが、冷たい豆腐と温かく味のついたごはんの組み合わせが絶妙です。
豆腐とごはんは混ぜない方が温度差のなんとも言えない味わいとなります。
食欲の落ちやすいこれからの時期にぴったりな一品です。

色々なものをトッピングしたくなりますが、まずはこの一番シンプルなものから食べてみるのがおすすめです。

主人公が恋をしたパン屋の娘さんとそのペットのハリネズミ。
色々な動物と、他の作品とつながっている登場人物たちがとても楽しいです。
そんな鳩見すたさんの作品もとてもおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?