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20代の心残り①

「あのときやっておけばよかった」と思ったことは一度や二度ではない。次にチャンスがあれば飛び込もうと思っていた。

ABA(行動分析学)に出会ったのは20才頃。
大学生活にも慣れ、ゼミが始まった頃である。

当時、心理学部に所属していた私は、社会心理学のゼミに入ろうとしたが希望者が多く断念。当時、流行していた認知行動療法のゼミも試験や面接があり、面倒で所属せず。

結局、あまり人気がなく活動も緩いと思われる学習心理学のゼミに所属することになった。

当時は公認心理師の資格誕生前で今に比べれば牧歌的な時代。カリキュラムに縛られず、興味がある分野に好きなだけ時間をつぎ込めた。

興味があったゼミに所属できず、あまりやる気はなかったが時間だけはあった。
学習理論に関する書籍や論文集はゼミ室や図書館にあり、ひとまず先生のおすすめ順に読むことにした。

②へつづく


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