「ブロードバンドって何ですか？」とビル・ゲイツに質問した韓国の大統領について

「ブロードバンドって何ですか？」


この言葉、
1998年にアジア危機に巻き込まれて破綻の崖っぷちに立った韓国で、
当時の大統領である金大中氏がビル・ゲイツに向かって言ったとされる。




就任当時、ビル・ゲイツ氏と孫正義氏との会合にて、国のブロードバンド整備を勧められた金大統領。

「分かりました」と実行を約束した後に、こう尋ねたという。


「ブロードバンドって何ですか？」

冷静に考えてみるとスゴい

なんか笑っちゃうような話にも聞こえるが、

冷静に考えてみると、
この大統領、地味にスゴくないだろうか。

想像してみて欲しい。


ビジネス界のスーパースターであり、
ITの巨人、ビルゲイツ（マイクロソフト創設者）と孫正義（ソフトバンク社長）。



バッキバキの世界の偉人を目の前に、



国を代表する人間が、
「ブロードバンドって何スカ？」と、

ITの基本の「き」の「1個目の横棒」レベルの質問をしたのだ。





ヤバすぎる。
イチローを目の前に「グローブって何スカ？」と質問するようなものだ。


#なんか哲学的な質問にも思えてきた





ゲイツ氏と孫氏のその質問に対する回答も、非常に気になるところである。

あなたはビルゲイツや孫正義に質問できますか？

もしも筆者が当時の大統領だったなら、絶対に聞けない。



「あぁ、ブロードバンドね。整備するべきだよねぇ～」とその場ではクールに対応し、


バックヤードでは
「おい！」
「ビルゲイツに言われたぞ！」
「早急にブロードバンドを整備しとけゴラ！」
とデジタル大臣にツバを飛ばすのが容易に想像つく。

しかも”ブロードバンド”という言葉あいまいのまま。。。
#小物感がすごい






この大統領、
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」を国家存亡を賭けて体現している。



いまや韓国は、多少の問題は抱えるもののハイテクやエンタメの存在感は日本をしのぎ、かつて日本の3分の1だった1人あたり国内総生産（GDP）は逆転が視野に入っている。





これは学ぶことの多いエピソードだなぁ思った。

あなたは大統領に「ブロードバンドって何ですか？」って聞かれたらなんて答えますか？

ハッとしたのだが、
「ブロードバンドってなんですか？」と聞かれてぜんぜん答えられない自分に気づいた。



どうしよう、
大統領に「ブロードバンドって何ですか？」って聞かれたら、
どうしよう！
何て答えればいいんだ！！
#どうしますか！？？




そうだ、
大統領に質問されたときのために、
勉強しておこう。

広辞苑にはこう書いてある。

ブロードバンド【broadband】
（広帯域幅の意）高速度・大容量の情報伝送信号。また、それを用いた高速インターネット接続環境のこと。

ほう、

なんかよくわからんくなってきたな。



ジーニアス英和辞典によると、
Broadbandの Broad と Band は、

Broad
①（ふつうより）広い≪broad shoulders(広い肩幅)のような連語以外では、wideにくらべ幅よりも広がりに重点を置く語≫（⇔narrow）；広々とした
②[距離を表す語の後で]幅が・・・ある
などなど

Band
③(モノを束ねたり補強する)ひも、帯(状のもの),バンド、ベルト、はちまきリボン、帯飾り

は？

つまり「広いひも」ってことか。
なるほどわからん。

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こういう時は、
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ブロードバンド（英：broadband）とは「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 

なるほど・・・！
分かりそうで分からなかったけど、分かった気になれたぞ・・・！！



つまり「ブロードバンド」とは、

いまいち意味のつかみにくい用語だけど、

とにかく 一言でまとめると、


『まぁなんかとりあえず速い通信回線』のことなのか！

まとめ

明日もしどっかの大統領に「ブロードバンドって何ですか？」と聞かれたときは、


『まぁ、なんかとりあえず、速い通信回線ッスよねぇ～』

と答えましょう！
＃後半の失速感







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