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2023年9月の記事一覧
マドンナとの同居生活は大変です1話
午前7時。
けたたましく鳴り響くアラーム。
○○:んん…うるさ…
寝ぼけ眼のままスマホを探しアラームを止め
○○:ふわぁ…寝みぃ…
ベットから降り大きく欠伸をしながら制服に着替えリビングへ降りる。
○母:○○おはよ。
朝ご飯出来てるからちゃっちゃと食べちゃって。
○○:ん。ありがと。
ここで軽く紹介しておこう。
まず部屋から降りてきたのが【山下○○】
現在高校2年生で学力、運動神
マドンナとの同居生活は大変です 2話
母親が家を出てからすぐに
"ピンポーン"
とインターホンが鳴らされる。
○○:なんだ?忘れ物か?
○○は玄関へ行き
○○:母さん何か忘れ物…って
??:やっほ〜!
○○:なんで"賀喜さん"がここに…?
家の前に居たのは母親では無く賀喜だった。
賀喜:あれ?聞いてない?
○○:聞いてないって何が…?
賀喜:今日から山下君のお家にお世話になるんだけど。
まさか…
その時○○の
マドンナとの同居生活は大変です 3話
2人でスーパーへ向かうこと数十分
○○:そういやお前好きな食べ物ってなんなんだよ?
賀喜:ん〜?なんだろ?
けどアクアパッツァとか好きだよ?
お前そんなもん食ったことねぇだろ…
○○:…他は?
賀喜:ありきたりだけどハンバーグとかかなぁ?
やっぱ庶民的なもん食ってんじゃねぇかよ。
○○:なら今日はハンバーグに…
賀喜:でも今はお魚の気分なんだよねぇ。
○○:うるせぇ。
賀喜:ち
マドンナとの同居生活は大変です 4話
数十分後。
○○:出来たぞ。
無事晩ご飯も完成し賀喜を呼ぶと
賀喜:私何も手伝えて無いんだけど。
○○:仕方ねぇだろ。そんな手の込んだもん作ってないんだし。
それよりそこにあるの運んでくれ。
賀喜:分かった。
賀喜は若干不貞腐れながらも完成したご飯を運んでいく。
○○:よしっ。そんじゃ食べるか。
賀喜:いただきます。
と2人は晩ご飯を食べ始める。
すると
賀喜:美味しい!
マドンナとの同居生活は大変です 5話
数日経ったある日。
いつも通りの学校生活も終わり、時刻は放課後。
"この後どっか遊び行かない?"
"私見たい映画あるんだよね!"
"今から部活とかめんどくせぇ…"
"雨降ってくれれば休めるのになぁ…"
そんな生徒達の会話を他所に
○○:そろそろ行くか。
荷物をまとめ、手に持ち教室を出ていく○○。
すると
"トントン"
と誰かから肩を叩かれ振り向くと
賀喜:もう帰るの?
○
マドンナとの同居生活は大変です 6話
2人並んで歩く帰り道。
久保:そういえばさ?○○君ってどうしてあのカフェでバイトしようと思ったの?
○○:元々学校終わったあと暇だしバイトでもして時間潰そうと思ってて、でたまたま帰り道にあのカフェがある事を知って雰囲気も良かったですしここにしようと思って始めたって感じですかね?
史緒里さんはどうですか?
久保:…私は○○君が居たから。
○○:ん?
久保:あっ…ううん…私も○○君と同じ理由
マドンナとの同居生活は大変です 7話
翌朝
○○:結局寝れなかったな…
ゆっくりソファから体を起こす○○。
そして
賀喜:ふわぁ…○○君おはよぉ…
手を口で隠しあくびをしながら降りてくる賀喜。
○○:おう…おはよ…
賀喜:○○君大丈夫?
○○:何が…?
賀喜:いや、クマ凄いしもしかして寝てない?
○○:別になんでもねぇよ。
それより朝飯なんでもいいか?
賀喜:あっうん。大丈夫だよ。
○○:なら適当に作って来るか