筋肉が無くなっていく
何気なくお腹を触ったら、自分の知っている感覚が無かった。
そこにあったはずのちょっと力を入れるだけでくっきりと浮かび上がっていた腹筋が、すっかり弱弱しい状態になり少なくなっていた。
50歳を過ぎても腹は出ていないけど、筋肉が落ちている。
そりゃぁそうだよね、ベッドに逃げるような日々で腹筋が活躍するなんて場面はそうそうあるもんじゃないから。
あの日から何もかもが変わってしまい、変わっていく。
あの出来事があってすぐに電話した人に「あなたは死んだのよ」と言われた。それ位の大きな出来事でそれくらいの覚悟を持ちなさい、という意味だとはなんとなくわかったけど、まだ過去にしたくない自分が居て、前に進むことができないでいる。
そうこうしているうちに、体も変化してしまう。
人生で一番大切なものを大切なものを奪い、まだ奪うつもりなのかよ。
これ以上このどん底に人生を奪われるわけにはいかないけど、どうしたらいいのかわからない。
いい加減にしてくれ。
もうこの言葉も言い飽きた。
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