[創作]どこにでも潜り込んで-居場所の分散

私は一部の伝統か、あるいは規則のある文化、(たとえ極小規模の団体でもいい)の中で、その決まりを守ってお年寄りの方からの愛を受け、そうして私と私を支えてくれるパートナーの生活とが担保された日常だけがあれば、それでいい。

では世代性はどうするのか、と聞かれるが、それはその日の暮らし方が世代性である。

私は世間のニュース、世間の中・高校生、自己愛的虚勢のブランド化商売、人を捨てたセールスマン、についていける年ではない。

私は長らく、昔も今もこれからも、それしか願っていない。

ただ普通の生活が送りたくて、ずっと鬱病を患っていた。ただ普通の生活が送りたくて、ずっと精神障害と向き合ってきた。

度重なるノイローゼの中に、この詩を残しておく。

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