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nikumori
幸せな夢は嫌い
夢を見た。
あなたと私が幸せな空間にいて笑い合っていてありえない言葉をあなたが投げかけてくる。
あなたの傍で私は笑っていた。
あなたは私を優しく抱きしめてくれた。離れないでねって言いながら。
ずっとこのままでいいのに。いや、ずっとこのままでいたい。お互いそう思っていただろう。
朝、少し車の音がする中私は目を覚ました。
丸で世界の色が消えたかのようだった。
だって私は今あの夢の中の幸せな空間にいるはずだったから。
急にどこかへ突き落とされた気分だった。
辛かった。現実だと思っていたことが夢だったことも夢の中では会えたということも。
すごく辛かった。
私は重たい目を閉じて二度寝した。
私は目覚めた時泣いていた。
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