バレンタインのチョコの行く先は?(エッセイ)
今年のバレンタインは、前よりも沢山チョコレートを買って食べている。
ネコのキャラクターが描かれたバレンタインのチョコレートにめっきり弱い私。
予算の都合もあり、全てを買った訳ではないけれど満足する分にはバレンタインのチョコレートを味わった。
そんな私は、たまたま用があって、あるショッピングモールへと出掛けた時の事。小さい区画ながらもバレンタイン用のチョコレートが沢山並んでいて、私も足を止めてぐるっと見回った。
沢山あるチョコレートの事を見ながら、私はふっと、今まで疑問に思わなかったのが不思議な事が、頭の中に浮かんできた。
『……売れ残ってしまったチョコレートって、バレンタインが終わったら、どうなってるの?何処に行くの……?』
まだまだバレンタイン本番ではないし、完売しているチョコレートもあれど、殆どがまだ残っていた。
やはり値段的にリーズナブルなものだったり、デザインが素敵なチョコレートは沢山買われて行くが、それでも残っているチョコレートは沢山ある。
もし売れ残ったら、そのお店の人が社割りで買ったり、割引をして販売するお店もあるだろう。
それでも最終的にはメーカーさんへと返品されるものもあるのではないか…。
そんな返品されたチョコレートは、何処へ行っているのだろう。
今ではフードロスの見直しが行われ、フードロスを減らす為の専門のお店も出来てきている。
実際はどうなのだろうと、ネットで少し調べてみれば、一回仕入れたものが余ってしまった時の返品の難しさや、やはり廃棄されてしまっている事もあるという今が綴ってあった。
……毎年色とりどりの可愛く綺麗なチョコレートとパッケージで販売されているバレンタインのチョコレート。
でもそれは、フードロスと、もしかしたら隣合わせなのかもしれない今があるという事を、私は改めて知った様な気がした。
需要と供給のバランス。
それを中々同じにするのは難しくて難解でもある。
……それでもバレンタインはとても楽しくてキュンとするイベントだから、上手いやり方はないのかな…。
そんな事を一人悶々と思案する私だった。
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