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勝手なイメージなんだけど(エッセイ)

最近、夏に旬を迎えている夏野菜が、グングン元気に並ぶようになってきた。

そんな夏野菜を見て、私はこんな事を思った。

「夏野菜って、何か、瑞々しくて元気!ハツラツ!!って感じ」

(ここからは、独断と偏見です)

夏という季節のイメージがそう思わせているのかもしれないが、夏野菜の代表格
「ナス」「トマト」「きゅうり」「ピーマン」は、何処か収穫されてもなお、 瑞々しさを感じるし、元気に見える。

パキッとした明るい色に、こちらまで何だか気分が高鳴る。

春だったら「春キャベツ」「新玉」「新じゃが」「菜の花」何処か優しい色味で落ち着いている雰囲気。

けれど、厳しい寒さを越えた先の暖かさや芽吹きを思う。

秋と夏も同じ野菜が旬という感じで、けれど秋に近づくにつれ、そのハツラツさは落ち着き、何処か地に足をつけて、これから来る冬に向けて準備している様。

冬だったら「白菜」「大根」「かぶ」
「れんこん」「春菊」「長ネギ」
何処かどっしりとしていたり、しなやかだったり、厳しい寒さを感じながらも自分を成長させていく…地に足付いたどっしり感を感じる。

あくまで私のイメージだし、そりゃ、そうイメージさせる野菜があるからでしょ?なんて思われてしまいそうだが、こうやって季節の野菜のイメージを考えるのも中々面白かった。

最近は、天候がおぼつかなく、時に不作になったり、時には、たくさん収穫出来たり、自然を相手に奮闘している農家さんには、尊敬の念、そして頭があがらない。

さて、今晩はどの野菜を使おう。

夏野菜の季節。

瑞々しい野菜達が、野菜室で待っている。

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