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学生時代の制服は便利だった(エッセイ)

制服とは。
制服は元来、貧富の差がなく、同じ場所で同じものを多くの人が学んでいることを象徴する服装。だったらしい。
私自身、制服は嫌いではなかったが、女子なのでスカートを履かなきゃいけない事が何となく嫌だった記憶がある。
まぁ、そんな事を言いながら、段々と慣れていってしまった私…。
そんな制服に、学生時代は意識をしたことはなかったけれど、大人になってから思ったことがある。

”制服って、冠婚葬祭で着る服装としては便利だったなー”

と。
制服は、ちゃんとした礼服としても認められている。結婚式、お葬式、面接など、礼節をわきまえる場所でちゃんと礼服として存在出来る。なんてオールマイティーなんだっ!
大人になり、制服を着る年齢ではなくなった私。大人になってから悩むようになった事。結婚式、お葬式、何を着ていけばいいのか問題。毎回悩みに悩んで色々調べ、スマホの検索履歴が段々と関連項目で埋まっていく。
正直言って、面倒くさい。面倒くさいと思うと共に、制服を着て参加すれば、ほとんど通用した有り難さを改めて感じるのだった。

と言っても、また学生時代に、制服を着ていた頃に戻ることは二度と出来ない。
これから先、冠婚葬祭があるたびに、私は悩みに悩み続け、スマホの検索履歴が関連項目で埋まる事を何度も何度も繰り返していくだろう。

忘れなければ良いのだが、忘れた頃にやってくる、冠婚葬祭。

本当に、少し大変(笑)

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