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#79 「知らなくていい事」を知れる時代

世界中の出来事や専門知識から個人的な体験談まで、あらゆる情報が手に届くようになった。しかし、その膨大な情報の中には、私たちの日常生活において「知らなくてもいい事」も多い。

「情報の価値」とは何か

情報の価値は、必ずしもその量やスピードに依存するものではない。
むしろ、その情報が私たちにとってどのような意味を持ち、どのように役立つかが重要。SNSで流れる最新のゴシップや日々更新される有名人の私生活の話題は、瞬時に興味を引くかもしれないがそれが本当に必要な情報か?

情報過多がもたらす問題

あまりに多くの情報に接し続けると、取捨選択が難しくなり、重要なこととそうでないことの区別が曖昧になる。
情報過多による「デジタル疲労」や、真偽不明の情報に惑わされる「フェイクニュース」の問題を引き起こす。過度な情報へのアクセスは、集中力の低下やストレスの原因にもなる。

知らなくてもいい事をどう扱うか

私たちは「知らなくてもいい事」とどのように向き合えばよいか?
いくつかの対策を考えてみたい。

  1. 情報の断捨離
    日々受け取る情報を整理し、自分にとって本当に必要なものだけを残す習慣をつけることが大切。SNSの利用時間を制限する、ニュースの通知をオフにするなどの工夫が必要だ。

  2. 自分にとって価値のある情報を選ぶ
    仕事や生活に直接関係する情報、自分の興味やスキルアップに役立つ情報を優先して取り入れるようにする。それ以外の情報は「雑音」として切り捨てて問題ない

  3. 情報源の信頼性を見極める
    どこから得た情報なのか、その情報源が信頼できるのかを確認する習慣をつける。デマや偏った情報に惑わされるリスクを減らすことができる。

現代の情報社会において、知識を増やすことはもちろん重要だが「知らないこと」を選ぶ勇気も大切。すべてを知ろうとするのではなく、自分にとって本当に必要なものを選び、それに集中することで、より豊かな生活を送ることができる。

「知らないことの価値」を見出す。
そこまで含めてITリテラシーというべきだ。


日本には「知らぬが仏」という諺があるくらいだから。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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