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創業支援をするときに思うこと
商工会に勤務してから創業支援は年に3回程度行っていたのだが、先週はなんと1週間で3人の相談をうけた。最近創業ブームなのだろうか。
今回は創業とはなにか考えたい。なお定義は私の感覚なので、一般的な定義と相違があることを了承されたい。
1創業者はどうしていいか分からない
地域のために何かしたいんです。と相談に来られた。
自分のやりたいことが、お客様からお金をもらって事業を行う創業なのか、自分の私財をメインに無償で行うするボランティアなのか
特定の目的のためにやるNPO活動なのか
頭の整理ができていない場合が多い。
2スタートラインに立つ判断
給与をもらって働いている方がいきなり事業を行うことは、情報が少なすぎてどうしたらいいか分からない、事業をスタートするスタートラインに立つまえに、相談者の頭の整理を一緒に手伝ってあげることが必要だと思う。
3文字や図で相談者の考えを共有する
相談を受ける際に、あらかじめ紙に書いて整理されたものをもとに説明される方もいれば、自分の思いを思いつくまま話される方もいる。昔はメモを取りながら聞いていたが、最近はマインドマップをPCで作成しながら、モバイルディスプレイを相談者さんにみせ情報を引き出すようにしている。
4何を聞いたらいいのかは創業計画書がいいかも
商工会は日本政策金融公庫とのつながりも強いため、私は日本政策金融公庫所定の創業計画書の項目を中心に聞くようにしている。
そういえばMECE(ミーシー)かもしれない
MECE(ミーシー (Mee-cee)[1]; 英語: Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)とは、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する頭字語である[2]。要するに「漏れなく・ダブりなく」という意味で[2][3]、経営学や経営コンサルティングなどの領域でよく使われる言葉である[1]。アメリカ合衆国の戦略系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに所属していたバーバラ・ミントによって開発された概念であり、ロジカルシンキング (論理的思考) の一手法として用いられている[1]。
5なんでも聞いてねの雰囲気づくり
相談時間はおよそ90分から60分程度なのですが、
創業される方は気になることがあると、誰に聞いていいか分からない場合が多いのです。
「気になったらどんなことでも連絡くださいね」
の言葉掛けも相手への不安解消につながります。
創業される方が一歩前に進めるような言葉掛けを心がけています。
また、「このあとどんなかんじですすめますか?」とか「次回相談はどうされますか」など
相手の方が今後を考える言葉がけもあるとよりよいかなと思います。
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