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ハローワークの意味

日経に面白そうな記事がありました

#日経COMEMO #NIKKEI

要約すればハロワの紹介機能の低下と民間サービスへの移行が原因と書かれています。

経営者個人としての意見として、近年ハロワを利用する人は基本的に
・倒産等で失業保険給付の為に仕方なくハロワの紹介を利用している人
・民間サービスで採用されない人(能力的な問題)
・民間サービスが利用できない人(IT音痴で利用できない・障がい者枠で民間求人自体が無い)
という感覚が強い。
会社としてとりあえず求人は出してはいるが、戦力を求めての求人は出していない。ハロワで来る人は頭数が欲しいだけの単純作業者としての意味合いが強い。『勤務先が倒産して定年間近だけど技術持ってます』的な人が引っかかれば儲けものって感じですかね。

正直、効率よく仕事が出来る人や頭が回る人はハロワに行く事は無い気がします。仕事できる人は転職サイトで転職できるし、勤め先が潰れる前にヤバそうな予兆を感じて転職して逃げられている気がします。

ハロワ紹介で年に何度か面接しますが、正直戦力で使えそうって感じた人はほぼいません。面接で一目しただけで不採用になるレベルの人が多いです。清潔感が無く、見た目がだらしない。スーツを着ていてもサイズが合ってなくてブカブカ(最近のオーバーサイズ的なモノではなく既製品でサイズ合わない感じ)だったり、靴がボロボロのスニーカーだったり、ネクタイの結び方がグチャグチャだったり。ヨレヨレのTシャツや皺だらけのパンツの私服で来る人もいます。
自分の人生を掛けるかもしれない会社によくそんな恰好で来れるなぁ、と呆れます。
この辺りは地域性や職種によるところかもしれませんので全員が、というわけではないと思います。

ただ、ハロワはそういう人を紹介し、不採用理由に何度も記載しているにもかかわらず求職者に対してそういう指導すらしない機関であるという認識になってますし、指導されていたとしてもその自覚を持っていない人が利用する場所のイメージが強いです。
民間サービス、特に成功報酬型の紹介業はその辺りはキチンと指導しているようですし、実践するのはそれほど難しい事ではないと思います。
『無料で紹介してやってる』的なお役所仕事を続けるなら雇用保険の窓口以外は閉鎖してしまって良い様な気がします。ハロワだけで算出される『有効求人倍率』なんて民間メインの現状からすれば信用の無い数値と化していると思います。


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